こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当の旦那チャン太郎です🐶
今回は『赤ちゃん用に作ったミルクはどれぐらい持つのか(保存できるのか)?』ここを徹底に解説していきたいと思います。
結論から言いますとミルクは作ってから常温なら2時間、5度以下の冷蔵庫なら24時間保存することができます。
子育てで忙しいママさんやパパさん、赤ちゃんが急に泣き出したり、別の用事ですぐに飲ませられないパターンはあるあるではないでしょうか?
この記事を読めばミルクを保管する環境(場所や温度)、またどれぐらいの時間置いておけるのかバッチリ分かりますよ(‘ω’)ノ
それでは本文にいってみましょう。
粉ミルクは作ってから何時間もつの?
ズバリ常温なら2時間しか持ちません。
PIF の調乳に 70°C 以上の湯を用いる場合であっても、調製した粉ミルクは 2 時間を越えて室温で放置しないことが推奨される。
引用元)厚生労働省『乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン』
それは粉ミルクにもし雑菌が混入した場合、常温だと爆発的に雑菌が繁殖するため、2時間を超えるいわゆる長時間保存はよくありません。
雑菌混入の原因としてはミルクを作っている段階で混ざります。他には飲みかけのミルクの場合、赤ちゃんの口についていたものが混ざるなどが考えられます。
雑菌だとサルモネラ菌やサカザキ菌などが超厄介で、20~40度ぐらいが一番増殖する温度になってきます。
例えば下記のような実験をしてみました。
お湯を入れて作った71.7度のミルクを常温の環境でおくとどうなるのか?
結果ですが30分経過で雑菌が増殖しやすい40度ぐらいの温度になりました。そのまま120分経過観察しましたが、ゆっくり温度が下がっていき最終的に27.8度でした。
調乳したミルクは冷蔵庫で冷やすと保存時間が延ばせるの?
- 赤ちゃんが飲んで余ったミルクを保存する
- 多めに数回分のミルクを作って保存しておく
こういった場合は、5度以下の温度に下げられる冷蔵庫に入れておけば24時間保存することができます。※一般的な冷蔵庫ならこれぐらいの機能はありますので問題ありません
調乳後の粉ミルクは冷蔵庫(5°C 以下)で 24 時間まで保存できる。
引用元)厚生労働省『乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン』
5度以下で冷蔵保存することにより、雑菌の増殖が抑えられて長時間持たせることが可能になります。
ここで下記のような実験をやってみました。
作りたての71.1度のミルクを一旦36.8度まで冷やして、それを冷蔵庫に入れて温度変化を確認する。結果ですが2時間経てば6.7度になり、雑菌の繁殖が抑えられるほぼ5度に近い値となることが分かりました。
まとめ:赤ちゃんがお腹を壊さないようにミルクの保存には気を付けよう
それではまとめていきましょう。
- 赤ちゃんが飲み残して余ったミルク
- あらかじめ数回分多めに作ったミルク
これらはいつまで保存できるのかについて記事で解説してきました。
結論をいいますと常温なら2時間、5度以下の冷蔵庫なら24時間になります。
保存時間を超えたミルクの使用は、雑菌が増殖するリスクがありますのでやめましょう。赤ちゃんの体調に影響したら大変です。
散々ミルクの保存について解説してきて、こんなことを言うのは申し訳ないのですが・・筆者の考えとしては毎回新鮮なミルクを赤ちゃんに与えるのが一番だと思ってます。
確かにミルクが余ることはしょっちゅうなので少しもったいないとは感じますが、でもここは赤ちゃんの健康のためと割り切って捨てるのも重要な選択肢の1つでしょう。
わざわざ作り置きしなくても、ミルクがいつでもすぐに1分で作れる方法とは?これなら赤ちゃんが急にミルクを欲しがって泣いても大丈夫です。
☞【0~1歳のミルク作りは迷わずコレ!】品質的に安全・簡単・早く作れる裏技とは?
実際に筆者もこのやり方でやってましたが、娘が現在1歳半になるまで大きく体調を崩すことは1度もなかったです。