哺乳瓶の消毒をするのに、ミルトン消毒液を使おうと考えている方!
記事ではミルトンを作っているのはどんな会社か?またなぜミルトンが誕生するに至ったのか?などなど徹底解説しております。
大切な赤ちゃんの口に入るものなので、こういった製造・販売している会社や開発された背景を知っておくことは、使用する上で安心材料になります。
こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です🐶
『ミルトン』っていう商品名は有名ですが、今回は意外と知られていない会社名や、商品が生み出された背景をメインに記事で紹介していきます。
結論からいいますと、ミルトンは煮沸消毒では安全面が不十分として英国で開発された薬剤になります。
日本では東証1部の杏林製薬が製造・販売してます。
特に赤ちゃんの体内に入る商品については・・作っている会社は信頼できるか?過去に問題(特に品質面)が無かったか?これらは確認しておきたいところ。
それでは本文にいきましょう。
哺乳瓶の消毒液ミルトンとは?作っている会社は?
ミルトンは哺乳瓶に使う消毒液として、恐らく一番よく聞く商品ではないでしょうか。
どこの会社が売っているのか??ですが..
それは東証1部上場企業の杏林製薬(キョーリン製薬)が製造・販売を行っております。
もともとは海外メーカーP&GグループのP&Gマックスファクターがやっていた事業を継承した形になります。
商標権・製造設備・販売権すべてが継承され、日本国内のミルトンについては杏林製薬が一括で取り仕切っています。
哺乳瓶消毒液ミルトンの歴史
次に『ミルトン』という名前の由来から、なぜその消毒液が誕生したのか?まで追っていきましょう。
ミルトン名前の由来
名前の由来ですが『作品:失楽園』で有名な作家のジョン・ミルトンの家が、ミルトン・カンパニー研究所の近くにあったことからきてます。
ミルトンはなぜ誕生したのか?
ミルトンは英国で開発されたものになります。
ではなぜわざわざ開発されたのか?それは当時主流になっていた煮沸消毒では殺菌が不十分だと分かってきたからです。
実際これが感染症に繋がっているケースがありました。
なぜ煮沸消毒では殺菌が不十分なの?
哺乳瓶の洗浄後わずかに残ったミルクが、煮沸により固着してしまいます。
その残ったポイントに雑菌が湧いて繁殖してしまうのが、煮沸消毒では不十分だと言われる理由の1つです。
その点ミルトン消毒液なら常温の水に溶かして、浸けるだけなので加熱処理は一切しません。
他にも加熱消毒では倒せない枯草菌やセレウス菌にも有効です☟
まとめ:哺乳瓶の消毒にはミルトンのような消毒液は必須アイテム
今回はミルトンの会社や、その誕生した背景について語ってきました。
ミルトンは煮沸消毒だけでは殺菌が不十分であることから、英国で開発された消毒液になります。
ここで考えていただきたいのは、煮沸消毒で問題無いならそもそも開発されていない品物です。
本当に必要なものだからこそ、誕生してから今もミルトンは廃れることなく表舞台で活躍しています。
確かに煮沸消毒の方がコストがかからず、15分程度で早く消毒ができるので、こちらを選択する人が一定数いるのは分かります。
でもやはり赤ちゃんの安全を1番に考えた場合、消毒液の方でないでしょうか。
人それぞれ考え方がありますので、一意見として参考にしていただけたら幸いです(*‘∀‘)
それでは今回はサクッとお話ししたかったのでそろそろこの辺で・・最後までお付き合い下さりありがとうございました。
哺乳瓶の消毒・除菌剤の有名メーカーについてまとめてみました。興味のある方は是非☟
【ミルトン・ミルクポン・チュチュ】哺乳瓶消毒・除菌液のメーカーは?品質は大丈夫?
【下記サイトから一部引用】
- ミルトン医薬品インタビューフォーム(日本病院薬剤師会のIF記載要領1998年9月に準拠)https://milton.jp/ekitai/pdf/if_milton201007.pdf
- ミルトン公式サイトhttps://milton.jp/