哺乳瓶の除菌剤『チュチュつけるだけ』を素手で触ると手荒れするの？教えて欲しい！

こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です🐶

今回はジェクスが出している、哺乳瓶の除菌液『チュチュつけるだけ』は直接手で触っても大丈夫なのか？について調査していきました。

こういった疑問をメインにお答えしていきます。

 

 

赤ちゃんの世話で忙しい時、除菌液に浸かった哺乳瓶をつい素手で取り出したくなります。それはすごく分かりますが止めましょう！

なぜ除菌液を素手で触ってダメなのか？その辺を詳しく解説していきますので、記事を読み終えた頃にはバッチリ理解が深まってますよ♪

 

 

それでは早速本文にいきましょう。

チュチュつけるだけの成分について

チュチュつけるだけ除菌剤は、液体とタブレットタイプで大きく２種類あります。

それではそれぞれ分けて説明していきます。

 

液体タイプ

まず液体タイプですが、主成分が次亜塩素酸ナトリウムになります。これはアルカリ性になります。

 

 

それはもっと高濃度（高いph）のアルカリ性になってきますね。チュチュつけるだけの場合下記数値になります。

実際にphを計測した結果

• 原液が1w/ｖ％（10,000ppm）➔ 弱～中アルカリ性 ph11.5
• 哺乳瓶除菌用の80倍希釈液（125ppm）➔ 弱アルカリ性 ph9.3

☞チュチュつけるだけ液体タイプのphを測定してみた

 

哺乳瓶を除菌する80倍希釈液が弱アルカリ性、原液でも弱～中アルカリ性になります。このレベルなら皮膚がすぐに溶けて火傷するワケではないです。

 

タブレットタイプ

次はタブレットタイプになります。主成分はメーカーいわく次亜塩素酸ナトリウムになります。

先程の液体タイプと同じ主成分になってくるワケですね、メーカーいわく。

 

なぜメーカーいわくって言葉をしつこく連呼しているのかといいますと、実際調査してみると次亜塩素酸水よりの液体だったからです。

１錠を2Lの水に溶かして、哺乳瓶除菌用で使う150ppmの希釈液を作って測定したところ・・

結果はph6.5で微酸性領域の液体になりました。

☞チュチュつけるだけタブレットで作った希釈液を測定してみた

 

結果は微酸性領域の液体になりましたが、弱アルカリ性より殺菌力が強く、また人肌にも優しいので嬉しい誤算ですね。

チュチュつけるだけを素手で触ったら手荒れするの？

チュチュつけるだけは、ズバリ手で触らない方がいいです。メーカーも手指の除菌に使うのは禁止しています。

それは手荒れの原因となりますし、また塩素独特の嫌な臭いが手に残るからです。

 

原液はもちろんのこと、哺乳瓶除菌用で希釈した弱アルカリ性の液でも、これが手に付いたままだと荒れる可能性があります。肌が弱い方は特に注意が必要です。

もし手に液がついた場合は、すぐに流水で洗い流しましょう。強アルカリ性ではないので、いきなり皮膚が溶けだしたりはしないですが早めに対処するのがいいです。

基本除菌液から哺乳瓶を取り出す際は、トングを使用するのがベストです！

 

逆にタブレットタイプの方は微酸性になりますので、手荒れすることはないですが・・しかし塩素のなんともいえない臭いが手に残ります💦

消毒・除菌剤の臭いについて、各メーカーの商品を比較していますので興味のある方はご覧下さい。同じ塩素でもメーカーによってかなり差があります(゜o゜)

☞どれが臭い？＼ミルトン・ミルクポン・チュチュつけるだけ／消毒・除菌液の臭いを徹底比較してみた♪

まとめ：チュチュつけるだけ除菌液から哺乳瓶を取り出す際はトングを使おう

今回はチュチュつけるだけ除菌液を、素手で触っても問題ないのか？について解説してきました。

 

【チュチュつけるだけ液体タイプ】

作った液体を素手で触ってはダメです。

哺乳瓶の除菌に使う液は、80倍希釈で濃度が125ppmの弱アルカリ性になります。手荒れの原因になりますので止めましょう。

除菌液から哺乳瓶を取り出す際はトングを使用するのがイイです✨

 

【チュチュつけるだけタブレットタイプ】

作った液を触っても手が荒れることはないですが、手に臭いがつくのでやめましょう。

哺乳瓶の除菌液で濃度が150ppmの微酸性領域であるため、触っても手荒れをすることはないですが、ただ塩素独特の臭いは手に残ります。

 

まあ液体タイプ、タブレットタイプのどちらにしても、取り敢えず作った希釈液に素手で手を入れない方がいいということですね(‘ω’)ノ