ミルトン

ミルトン消毒・除菌液の作り方を教えて!熱消毒よりずっと簡単で楽ちん!

記事の表紙でタイトル『ミルトンの作り方について』

こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中の旦那チャン太郎です🐶

今回はミルトンの作り方について解説していきます。

  • 液体と錠剤タイプのどちらが簡単に作れるの?
  • 作り方がいまいちピンとこない
  • 作る際の注意点は?
  • ミルトンで次亜塩素酸水って作れるの?

こういった疑問・問題にぶち当たっている方は、ぜひ読んでみて下さい。

 

結論からいいますとミルトン消毒・除菌液の作り方は超簡単です!さらに液体より錠剤タイプで作る方が楽ちん

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
哺乳瓶の消毒・除菌で使うなら錠剤タイプでOK!

 

記事内容
  • ミルトン液体タイプの作り方
  • ミルトン錠剤タイプの作り方
  • ミルトンの作り置きについて
  • ミルトンで次亜塩素酸水作れる?
  • まとめ

 

作り方を間違えると効果が半減。哺乳瓶を浸けたけど全然殺菌・除菌ができていない💦とならないようにしたいところ。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼしますので注意

この記事を読めば正しい作り方が分かりますので、ぜひご覧くださいませ<(_ _)>

 

それでは早速本文にいきましょう

ミルトン消毒液(液体タイプ)の作り方

ミルトン消毒液の作り方と書いた紙が貼られている。

ミルトンには液体と錠剤タイプの2種類があります。まず液体タイプの方になりますが、先にメリット・デメリットを言っちゃうと下記のような感じです。

作る際のメリット
  • 自由な濃度で作ることができる
  • 錠剤のように溶かす時間がかからない

 

作る際のデメリット
  • 原液投入時こぼれたり、飛散して目に入る危険性
  • 原液を量るのが面倒

 

濃度1.1w/v%の原液を80倍に希釈した、哺乳瓶消毒液4000mlの作り方

色々な濃度(用途)で自由に作れますが、今回は哺乳瓶消毒液の作り方を例に挙げてみていきましょう。

下記計算式に80倍(125ppm)でどれだけ消毒液を作りたいか入力するだけで、必要な水と原液の量が算出できます♪

ミルトン液体と錠剤タイプの濃度と希釈方法がすぐ分かる!【計算式にて一瞬で算出♪】

 

【必要な薬剤と用具の準備】

  • ミルトン消毒液(今回1000ml)
  • ミルトン専用容器
  • ピジョンのトング(はさみ)

ミルトン容器とピジョンのトングを強くおススメする理由がコレ☟

【見ないと失敗します!】哺乳瓶の消毒液を作るのに必要な消毒容器とトング選びについて

 

【消毒液の作り方】

ミルトンの容器に3950mlの水を投入

3~4本哺乳瓶をまとめて浸けるなら、これぐらいの水量があった方が絶対イイです。

ミルトン液体タイプの作り方手順1

 

ボトルキャップ25ml/杯を2杯投入 ※消毒液を2000ml作るのに25mlの原液が必要

ボトルキャップ内側の25ml線まで、飛び散らないようにゆっくり原液を注ぎます。

ミルトンのボトルは注ぎ口が細い管状になっているので、こぼさずに上手く入れれるのが嬉しいです。

ミルトン液体タイプの作り方手順2

もしくはミルトン容器蓋にも、計量カップがついてますのでこれを利用してもイイです。こんな感じで25mlと50mlの両方が付属してます。

ミルトン容器の蓋についた50mlと25mlの計量カップ

 

ピジョンのトングで軽くかき混ぜる

液体濃度が均一になるようにします。

ミルトン液体タイプの作り方手順3

 

ハイ出来上がり!ちょー簡単♪

ミルトン液体タイプの作り方手順4

 

出来上がった希釈液の濃度を測定すると132ppmになりました。

下記高濃度用の塩素チェッカーで測定。

塩素チェッカーを使って、ミルトン液体タイプで作った消毒液を測定している。

仕様の80倍希釈(濃度125ppm)に対して、少し高いですがほぼ狙い通りです♪

ミルトン除菌液(錠剤タイプ)の作り方

ミルトンの除菌液の作り方と書かれた紙が貼られている。

次はミルトンの錠剤タイプの作り方になります。メリット・デメリットをみてみましょう。

 

作る際のメリット
  • 錠剤を投入するだけなので簡単に作れる
  • 錠剤なので液が飛散しない、こぼれない

 

作る際のデメリット
  • 錠剤が溶けるのに時間がかかる
  • 哺乳瓶除菌用で120〜140ppm※1.濃度一択しか作れない

※1.取説には載っていないので直接メーカーに確認したところ、2000mlあたり1錠で濃度120〜140ppmの除菌液が作れるとのこと。

 

4000ml除菌液の作り方

作れるのは哺乳瓶(他おしゃぶり、食器)に使う、濃度120〜140ppmの除菌液のみになります。

ミルトン液体と錠剤タイプの濃度と希釈方法がすぐ分かる!【計算式にて一瞬で算出♪】

 

【準備する薬剤と用具】

  • ミルトン錠剤(今回60錠入)
  • はさみ(錠剤包み紙切る用)
  • ミルトン専用容器
  • ピジョンのトング

 

【除菌液の作り方】

ミルトンの容器に4000mlの水を投入

ミルトン錠剤タイプ作る手順1

 

錠剤を2錠水の中に投入 ※2000mlあたり1錠が必要(-“-)

錠剤の包み紙はチャイルドプルーフ仕様になってますのでハサミを使って取り出します。

そして投入後1分50秒で錠剤がある程度溶けます。ちょっとイライラ(-“-)

この待ち時間って長いの??☞ 【時短しよ♪】ミルトン錠剤・ミルクポン顆粒・つけるだけタブレット一番早く溶けるのは?

ミルトン錠剤タイプを使って希釈液を作る手順2

 

ピジョンのトングでしっかりかき混ぜる

ミルトン錠剤タイプを使って希釈液を作る手順3

 

ハイ出来上がり!液体タイプよりさらに楽ちん♪

ミルトン錠剤タイプを使って希釈液を作る手順4

 

塩素チェッカーで濃度確認をしたところ、169ppmの除菌液が出来上がってました。

狙いが120〜140ppmに対して少し高い濃度になってます。低いより少し高いぐらいの方がしっかり除菌できますので全然OK!

ミルトン錠剤タイプで作った希釈液を、塩素チェッカーを使って測定している。

 




ミルトンって作り置きができるの?

消毒液の入った容器が放置されている。

作った希釈液は24時間以内なら何回でも使用可能です。

ただ消毒・除菌液は自然に分解されていくので、徐々に効果が失われていきます。哺乳瓶についた汚れが酷いともっと劣化するスピードが早い💦

なので24時間以上経過したものを使用するのはやめましょう。あと液に浸ける前に、哺乳瓶の汚れをしっかり落としておくことも重要です。

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
メーカーも24時間以上の使用は推奨してないよ

 

時間の経過、あるいは汚れによってどれだけ濃度が下がるのか実験してみた。詳細はこちら☟

ミルトン消毒・除菌液は何時間作り置きができるの?出費を抑えたい( ‘﹃ ‘ )

 

ミルトンで次亜塩素酸水が作れるの?

化学の構造式が書かれている。

ミルトンで次亜塩素酸水が作れるのか?についてはYESです。

ちなみにメーカーは下記のように公式サイトで記載してます。

  • 液体タイプ:次亜塩素酸ナトリウム
  • 錠剤タイプ:次亜塩素酸溶液(次亜塩素酸ナトリウム or 次亜塩素酸水どちらか不明?)

取扱い説明にも錠剤タイプは次亜塩素酸溶液という表現で、液体タイプ(次亜塩素酸ナトリウム)と同様の効果があるとしか書いていないです。

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
メーカーにも直接問い合わせてみましたが、同じことを言われました💦

 

次亜塩素酸溶液と言われても、次亜塩素酸ナトリウム or 次亜塩素酸水なのか・・これではどちらか分からない(゜o゜)?

なので実際に錠剤タイプの除菌液を作ってphを測定したところ、なんと結果ph6.3で(微酸性)次亜塩素酸水の領域になりました

 

この実験の詳細が気になる方は是非☟

ミルトンCP錠剤でできる次亜塩素酸溶液とは?【phを実測してみた】




まとめ:ミルトンは簡単に作れてしっかり殺菌・除菌ができるのでおすすめです♪

細菌の増殖禁止マークが書いてある。

それではまとめいきます(‘ω’)ノ

まずミルトン液体と錠剤タイプにおいて、消毒・除菌液を作る上でのメリット・デメリットを整理してみましょう。

 

ミルトン液体タイプ

【メリット】

  • 自由な濃度で作れる
  • 錠剤のように溶かす時間がいらない

【デメリット】

  • 原液投入時こぼれる、飛散して目に入る危険性がある
  • 原液を量る手間がかかる

 

ミルトン錠剤タイプ

【メリット】

  • 錠剤を水に投入するだけで作れる
  • 固体なので液がこぼれて、飛散しない

【デメリット】

  • 錠剤が溶けるのに時間がかかる
  • 哺乳瓶除菌用で120〜140ppmの濃度しか作れない

 

液体と錠剤それぞれ特徴がありますが、哺乳瓶(他おもちゃ、食器)の除菌だけに使用するなら、作るのが簡単な錠剤タイプをおすすめいたします。

作り方は以上になりますがご参考になりましたでしょうか(‘ω’)ノ

 

次に作った消毒・除菌液の使い方について、別記事にて紹介していますので引き続きご覧下さいませ☟

\ミルトンの使い方!/消毒前の洗浄~乾燥完了までガッツリ教えます♪

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