こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です🐶
今回はチュチュつけるだけの作り方ということで説明していきたいと思います。
- 作りたい濃度に希釈する方法が知りたい
- 作り方の手順が知りたい
- 作った希釈液はどれぐらい保管できるのか知りたい
こういった方におすすめの内容となってます。
結論からいいますと、チュチュつけるだけ除菌液の作り方は超簡単!さらに1回作れば24時間作り置きができて何回でも使えます。
正しい方法で作らないとしっかり除菌ができませんので、赤ちゃんが感染症にでもなったら大変です。
また作った希釈液がどれだけ使えるのかにより、コストや労力(交換作業)のかかり具合が変わってきます。
- チュチュつけるだけ液体タイプの作り方
- チュチュつけるだけタブレットタイプの作り方
- 希釈液は何時間作り置きができるの?
この記事を読めば正しい除菌液の作り方がバッチリ分かりますよ。なので安心して赤ちゃんが口にするベビー用品に使うことができます。
それでは早速本文にいきましょう
チュチュつけるだけ液体タイプの作り方を知りたい
チュチュつけるだけ液体タイプの作り方になります。
液体タイプには原液が標準濃度(1w/v%)と、3倍濃縮(3w/v%)の2種類があります。
標準タイプなら80倍に原液を希釈、3倍濃縮タイプなら240倍に希釈して使用することができます。使用目的としては哺乳瓶やおしゃぶりなどベビー用品の除菌になります。
この液体タイプの特徴をまとめてみました。
- 液体なので水に溶けやすい
- 好きな量を作ることができる
- 原液を計量するのが面倒
- こぼれたり、液跳ねしたり安全面に不安
では早速ですが標準タイプを使って、80倍(125ppm)の除菌液4000mlの作り方を例にあげてみていきましょう。
【薬剤と用具の準備】
- 今回はチュチュつけるだけ標準1100ml
- ミルトン専用容器
- ピジョンのトング(はさみ)
ミルトン専用容器とピジョンのトングが一番使いやすい☟
【見ないと失敗します!】哺乳瓶の消毒液を作るのに必要な消毒容器とトング選びについて
【除菌液の作り方】
❶ミルトンの専用容器に3950mlの水を投入
❷ミルトン専用容器蓋の計量カップを使って50ml原液を量ります。
作りたい除菌液量に対して、どれだけの水と原液が必要なのか?一瞬で算出☟
チュチュ(ベビー)つけるだけ液体とタブレットタイプの濃度と希釈方法【計算式で簡単♪】
ボトル注ぎ口のスリット穴により、液が少しづつ出ますのでこぼれにくい機構となってます。今回は計量カップ50mlの方に注いで下さい。
チュチュつけるだけのボトルキャップにも計量カップはついてますが・・12.5ml or 37.5ml単位でしか量ることができません💦 作る除菌液の量によってうまく使い分けしましょう
❸ピジョンのトングで軽くかき混ぜます
液体(原液)なので軽くかき混ぜるだけでOKです。※液跳ねして目に入らないように注意!
❹これで除菌液が出来上がりです。超簡単♪
それでは出来上がった除菌液の濃度を塩素チェッカーで確認してみます。計算通り80倍の125ppmで出来ているのでしょうか?
結果127ppmでほぼ狙い通りにできてました✨
チュチュつけるだけタブレットタイプの作り方を知りたい
今度は固体のチュチュつけるだけタブレットタイプになります。
雑貨品で24個入と72個入の2種類が販売されてます。もちろん中身の成分は全く同じ
使用目的は哺乳瓶やおしゃぶりなどベビー用品の除菌になります。
この特徴をさらっといいますと・・
- タブレットを投入するだけなので簡単に作れる
- 固体なのでこぼれたり、液跳ねすることがない
- 2000ml単位でしか除菌液を作れない※2000mlあたりタブレット1錠
- 固体なので溶けるのに時間が掛かる
では除菌液4000mlの作り方を例にあげてみていきましょう。
入れるタブレットの個数が一発で分かる☟
チュチュ(ベビー)つけるだけ液体とタブレットタイプの濃度と希釈方法【計算式で簡単♪】
【準備する薬剤と用具】
- チュチュつけるだけタブレット(今回24錠入)
- ミルトン専用容器
- ピジョンのトング(はさみ)
【除菌液の作り方】
❶ミルトンの容器に4000mlの水を投入
❷タブレット2錠を水の中に投入する ※2000mlあたり1錠が必要
タブレットの包み紙にはチャイルドプルーフ(CP)と書かれてますが、普通に手で切ることができちゃいます。
溶けるのに少々時間が掛かりますが・・気長に待ちましょう☟
【時短しよ♪】ミルトン錠剤・ミルクポン顆粒・つけるだけタブレット一番早く溶けるのは?
❸ピジョンのトングでかき混ぜる
タブレットが完全に溶けていない場合は、溶けるまでしっかりとかき混ぜて下さい。
❹これで除菌液のできあがり!液体タイプよりさらに楽♪
出来上がった除菌液を塩素チェッカーで測定したところ濃度152ppmでした。
メーカーいわく4000mlに2錠溶かすと、濃度150ppmということなのでほぼ狙い通りですね♪
チュチュつけるだけってどれぐらい作り置きができるの?
それでは作ったチュチュつけるだけの除菌液はどれぐらい使用できるのか?ですが・・
作って24時間以内なら何回でも使用できます。これはもちろん液体とタブレットタイプの両方ですね。
それは哺乳瓶についたわずかな汚れや、洗い残しの洗剤により濃度が低下するからです。なので24時間で線引きしているワケ。
哺乳瓶についた汚れによりびっくりするほど濃度が低下☟ 実験してみました
ミルトン消毒・除菌液は何時間作り置きができるの?出費を抑えたい( ‘﹃ ‘ )
【メーカーも24時間以内を推奨】
ミルクポンの溶液は、時間が経つにつれて消毒の主成分が分解して効果が低下していきます。溶液を作ってから24時間は有効性を確認しておりますが、24時間を過ぎるとすぐに効果がなくなってしまうというわけではありません。
しかし、十分な消毒をするために溶液は新しく作り替えてください。
引用元)ピジョン公式サイトより
ただ作った除菌液が未使用の場合、汚れないので液体とタブレットタイプの両方とも保管期限は延びます✨
濃度は目安として125ppmぐらい除菌をするのにはあった方がいいです。下記は他メーカーミルトンの試験結果になりますが参考まで
薬効を裏付ける試験成績
・一般細菌に対する殺菌作用
ミルトン 80 倍希釈液を用いて殺菌効果を検討した結果、以下の細菌を5分以内に死滅させた。大腸菌(E.coli)、腸管出血性大腸菌(E.coli O157)、腸炎菌(Sa.Enteritidis)、チフス菌(Sa.Typhi)、赤痢菌(Sh.dysenteriae)、肺炎桿菌(K.pneumoniae)、P.vulgaris、セラチア菌(Se.marcescens)、緑膿菌(Ps.aeruginosa)、腸炎ビブリオ(V.parahaemolyticus)、レジオネラ菌(L.pneumophila)、Ca.jejuni、H.pylori、黄色ブドウ球菌(S.aureus)、化膿レンサ球菌(St.pyogenes)、肺炎球菌(St.pneumoniae)、ジフテリア菌(C.diphtheriae)、セレウス菌 (B.cereus)、Cl.perfringens。また、枯草菌(B.subtilis)を10分以内に死滅させた。
引用元:ミルトン医薬品インタビューフォームより一部抜粋
液体タイプ
80倍に希釈した4000mlのチュチュつけるだけ除菌液を未使用のまま放置してみました。
時間経過 | 濃度変化 |
スタート | 127ppm |
2日経過 | 115ppm |
3日経過 | 105ppm |
スタートは127ppmになります。2日経過後から115ppm、3日経過で105ppmとだんだん濃度が低下していきました。
125ppm付近は維持したいので、115ppmの2日(48時間)以内には使用したほうが良いです。
タブレットタイプ
タブレット2錠を4000mlの水に入れた除菌液を未使用のまま放置してみました。
時間経過 | 濃度変化 |
スタート | 152ppm |
7日経過 | 129ppm |
9日経過 | 90ppm |
スタートは152ppmになります。7日経過後で129ppm、9日経過で90ppmとだんだん濃度が低下していきました。
細菌を倒すために濃度は125ppmぐらい欲しいので、7日以内には使った方がいいです
まとめ:チュチュつけるだけは簡単に作れてしっかり除菌ができます
今回はチュチュつけるだけの作り方ということで解説してきました。
作り方自体は超簡単で手順はホントこれだけ
- 必要量の水を容器に投入
- 必要量の薬剤を投入
- かき混ぜる
- 完成
特に80倍に希釈する液体タイプですが、作る濃度を間違わないようにして下さい。そのあたりはリンクの希釈濃度計算式を使えば大丈夫!
あと作った希釈液ですが24時間以内なら何回でも使用できます。ただしそれ以上は汚れや洗剤残りにより、液が劣化しますのでやめましょう。
ただ未使用の希釈液に関しては液体タイプなら2日間、タブレットタイプなら7日間ぐらい持ちます。これは実際実験してみましたので間違いないです。
では次に作った希釈液の使い方についてみていきましょう。それはコチラ☟
【赤ちゃんを感染症から守る!】チュチュつけるだけタブレット&液体製品の正しい使い方