ミルク作り方(1歳~)

【簡単・安全に調乳できる!?】電気ケトルでの粉ミルクの作り方を徹底解説

記事の表紙タイトルで『電気ケトルでのミルクの作り方』

こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当のチャン太郎(旦那)です🐶

今回は電気ケトルを使ったミルクの作り方について解説していきます。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
あと作り方だけではなく下記内容についても徹底解説していきますよ!
  • 安全なミルクができるのか?
  • 簡単・楽に作ることができるのか?
  • 作る時間は短縮できるのか?

 

結論からいいますと電気ケトルは湯冷ましを作る面倒な作業はありますが、比較的短時間でミルクを作ることができます。ただ授乳回数が多い0~1歳の期間にはあまり向いていません

 

授乳回数ですが多い時で1日7~8回(この内夜中2~3回)、実際もっとやってるという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

ということからできるだけ簡単で早く作れる方法にしたいですよね。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
あと忘れてはいけないのが、赤ちゃんに飲ますので安全なミルクでないとダメです

この記事を読めば電気ケトルを使ってのミルク作りの良いところ、また悪いところが全て分かりますよ。

例えば赤ちゃんに飲ませるので安全面であったり、毎日作るものなので簡単に作れるのかなど・・購入を考えている方はぜひ一読下さい。

 

それでは早速本文にいってみましょう

電気ケトルでミルクを作る前準備

電気ケトルと湯冷まし

電気ケトルを使って粉ミルクを作る場合、湯冷ましを事前に準備しておく必要があります。

それは湯冷ましがないと作業効率が悪く、ミルクを作るのに時間がかかってしまうからです。

水道水にはトリハロメタンとカルキ(残留塩素)が含まれてますので、10分間以上沸騰させてこれらを抜く必要があります。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
ただ毎回ミルクを作るたびにこんなことやってられません

なので事前にヤカンや鍋で10分間以上沸騰させたお湯を作って、いつでも使えるように冷蔵庫に保管しておく必要があります。

やかんと鍋で水道水を沸騰させている

湯冷ましの作り方や保管方法について詳しく知りたい方はコチラ☟

【粉ミルク作りで必須!】なぜ湯冷ましを使わないとダメなの?また作り方は?

 

電気ケトルは長時間沸騰させることができないので、ヤカンや鍋を使う必要があります。その辺は詳しく次章で説明しましょう。

電気ケトルでミルクのお湯を作る際『トリハロメタン&カルキ』抜きはできるの?

電気ケトルを使ってカルキを抜いている

そもそも電気ケトルで10分間以上沸騰させて、トリハロメタンとカルキ(残留塩素)を除去することができないの?

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
やろうと思えばできますがすごく大変💦効率が悪すぎるのでやめた方がいいです

それは一般的な電気ケトルの機能上、沸騰(100度まで到達)して10~15秒ぐらいで自動でスイッチがOFFになるからです。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
つまり10~15秒間しか連続して沸騰させることができません

10分間以上沸騰させるとしたら、数十回スイッチが切れるたびに手動で毎回ONする必要があります。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
10分間だと600秒沸騰させる必要がありますので、60回以上もスイッチをONしないとダメです。なるほどこれは現実的なやり方ではないね

 




電気ケトルを使った粉ミルクの作り方について

電気ケトルを使ってミルクを作る

それでは湯冷ましが事前に用意できたところで、電気ケトルを使ってのミルクの作り方を説明していきましょう。

大きく分けて2パターンの作り方があります。

80度のお湯を使った作り方

これは一番スタンダードな作り方になります。

80度に温度設定ができる電気ケトルを使いましょう。今回は『シロカ(SK-D171)』を使います。
電気ケトルsirocaの機能説明

なぜ80度か?といいますと、粉ミルクに含まれる雑菌を死滅させられる温度が70度なので余裕をもったこの設定にしてます。ぶっちゃけ100度でもいいのですが、これだと冷めにくくなりますので80度が丁度いいワケです✨

あと容量に関してですが電気ケトルの場合0.8Lもあれば十分。お湯はミルクを作る度に1回分づつ沸かすことになるからです。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
基本電気ケトルはお湯を長時間保温して使うものではないです。保温できても60分とか短い仕様のものがほとんど💦

 

では早速、200mlのミルクの作り方を例にあげて解説していきたいと思います。

  1. 冷蔵庫から湯冷ましを出して準備
  2. 余裕を持って300mlの湯冷ましをケトルに投入
  3. 80度に沸騰させる(所要時間約2分)
  4. 哺乳瓶に粉ミルクを入れお湯を100ml投入※1.
  5. お湯を投入後すぐ30秒間混ぜる
  6. 追加でお湯を100ml投入※1.
  7. 氷水につけて34~40度に冷やす(所要時間約5分※2.)

注)※1.と※2.は作る量によって変わります。

電気ケトルを使ったスタンダードなミルクの作り方手順1~4
電気ケトルを使ったスタンダードなミルクの作り方手順5~7

※1.お湯の投入量について
混ぜるとダマにならないお湯の量一覧

 

※2.ミルク40~200mlが34〜40度に冷える目安時間

冷やす前温度 冷やした温度 所要時間
40ml 71.8度 38.2度 1分40秒
80ml 72.6度 38.0度 2分30秒
120ml 74.4度 38.4度 3分20秒
160ml 73.5度 38.0度 4分10秒
200ml 73.8度 38.0度 4分40秒

 

【安全面】
この作り方だと、水道水に含まれる残留塩素(カルキ)とトリハロメタンはほぼ除去できます。しかし有害物質の鉛、水銀、カドミウムまでは除去できないです。これらは微量なので問題は無いとは言われますが・・ただ赤ちゃんに飲ませるものなので気になるところではあります。

【作業性】
湯冷ましを作ったり、ミルクを冷やす氷水の段取りが必要なので面倒です。

【所要時間】
氷水でミルクを飲み頃の34~40度に冷ます時間が意外とかかります。量が200mlになってくると5分もかかる。

このやり方だと冷やすのに時間がかかり過ぎますので、次の『100度のお湯と冷えた湯冷ましを使った作り方』をおすすめいたします。

100度のお湯と冷えた湯冷ましを使った作り方

電気ケトルを使ったミルク作りなら、こちらのやり方をおすすめいたします。

電気ケトルは100度に沸騰させることができれば正直なんでもいいです。今回は特別な機能が何にもついていない、おしゃれ重視で買ったブルーノを使います。

ブルーノ電気ケトルの機能を説明

では先程と同様に、200mlのミルクの作り方を例にあげて解説していきます。

  1. 冷えた湯冷ましを準備
  2. 余裕を持って300mlの湯冷ましをケトルに投入
  3. 100度に沸騰させる(所要時間約2分)
  4. 哺乳瓶に粉ミルクを入れお湯を100ml投入※1.
  5. お湯を投入後すぐ30秒間混ぜる
  6. 冷えた湯冷ましを100ml投入※1.
  7. 20秒間混ぜれば完成

注)※1.は作る量によって変わります。

電気ケトルを使った裏技的な作り方手順1~4
電気ケトルを使った裏技的な作り方手順5~7

※1.お湯の投入量について
100度のお湯と7度の冷水を混ぜる割合を表した一覧表

【安全面】
『80度のお湯を使った作り方』と同様になります。水道水に含まれる残留塩素(カルキ)とトリハロメタンは除去できますが、鉛・水銀・カドミウムなどの有害物質までは除去できないです。

【作業性】
湯冷ましを作る必要がありますので少し面倒です。

【所要時間】
沸騰させる時間と混ぜる時間を合わせて3分ぐらいで出来ます。 先程みたいにミルクを冷やす工程がありませんので、時間短縮が可能です。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
ミルクを作る時間が短縮できるので、私は絶対こっちのやり方!

 




まとめ:1歳~の調乳に使うお湯は電気ケトルで作ろう

1歳ぐらいの赤ちゃんがミルクを飲んでいる

電気ケトルを使ったミルクの作り方について解説してきました。

電気ケトルを使って100度に沸かしたお湯と、冷蔵庫で冷やした湯冷ましを混ぜ合わせる方法なら3分と比較的短時間で出来ます。

ただ湯冷ましを作って事前に冷蔵庫に入れておく作業がありますので、正直面倒臭い一面も・・

安全面については、残留塩素(カルキ)と発ガン性のあるトリハロメタンは除去できます。しかし有害物質として含まれる鉛、水銀、カドミウムまでは除去できません。含まれる量は微量かもしれませんが、0歳の赤ちゃんに飲ますには少し抵抗があります💦

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
正直電気ケトルは1歳~授乳回数が減ってきたタイミングで使うのがいいかも。赤ちゃんも抵抗力がついてきてますしね

☞【0~1歳のミルク作りは迷わずコレ!】品質的に安全・簡単・早く作れる裏技とは?

最後になりますが年齢(月齢)にあったやり方で、無理せずミルク作りをするようにしましょう。他にも育児でする仕事はたくさんありますので・・

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
ホントに子育ては大変ですがお互い頑張りましょう!

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