ミルク作り方(1歳~)

【簡単・楽に作りたい!】調乳ポットを使った粉ミルクの作り方について

記事の表紙タイトルで『調乳ポット使ったミルクの作り方』

こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当の旦那チャン太郎です🐶

今回は調乳ポットを使った粉ミルクの作り方について解説していきたいと思います。

  • 調乳ポットはどんな機能があるの?
  • 調乳ポットでミルクを作る手順は?
  • 赤ちゃんが飲むのに安全なミルクが作れるの?
  • 調乳ポットは簡単で楽に作れるの?
  • 調乳ポットは時短できるの?

ただ作り方を説明するだけではなく、こういった疑問や要望にもお答えしていきますヽ(^o^)丿

 

結論からいいますと、調乳ポットは保温したお湯を24時間いつでもすぐに使えて便利です。ただ作ったミルクを冷やすのに時間がかかりますのでそこが難点。

授乳回数が減ってくる1歳~におすすめの方法になります。

 

0~1歳の期間は多い時で1日8回以上与えるミルク、できるだけ楽に早く作れる方法でやりたいと皆さんも思いますよね。

もちろん赤ちゃんにとって安全なミルクを作ることが大前提の上にです!

この記事では実際に調乳ポットでミルク作りをして、安全面・作業性・かかる作業時間などを評価してみました。なので製品のメリット・デメリットが全て分かりますよ♪

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
調乳ポット使ってのミルク作りはどうなのか?もしくは他に、もっといい方法があるのか・・気になるところです

 

それでは早速本文にいってみましょう

調乳ポットの機能について

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
そもそも調乳ポットってどんな機器なの?

電気ポットや電気ケトルは身近にあるので知っている人がほとんどだと思いますが・・ぶっちゃけ調乳ポットは『どんな製品なの?』っていう人が大半かと。

調乳ポットはミルク作りをする為のお湯を作ったり、またその作ったお湯を保温しておく機器になります。ミルク作りにほぼ特化した機器と言っても過言ではないです。

コンビ『調乳じょ~ず70』を例にあげますと、機能としてはシンプルで、電源となる本体加熱板の上にガラスポットを載せて温める仕様になってます。

調乳ポットの構造

お湯を沸かして、保温する機能は電気ポットに似ていますね。

調乳ポットと電気ポットを使ってのミルク作りについて比較してみた☟

【コレ必見!】調乳ポットは『電気ケトル』or『電気ポット』で代用できるの?

 

ということで実際にミルク作りをやってみながら理解を深めていきましょう。

調乳ポットでミルク作りをする前準備

鍋と電子レンジを使って白湯(湯冷まし)を作る

調乳ポットでミルク作りをする前に準備が必要になります。

粉ミルクや調乳用器具を準備するのは当たり前として、水道水から残留塩素(カルキ)やトリハロメタンを抜いたお湯(白湯)が必要になります。

水道水を10分間以上沸騰させれば、残留塩素(カルキ)とトリハロメタンが抜けたお湯ができあがります。残留塩素は臭いや味が悪くなりますし、トリハロメタンは発ガン性のある物質になります。詳細を知りたい方は下記参照☟

 

お湯の作り方としては下記2パターンがあります。調乳ポットはコンビ『調乳じょ~ず70』を使用。

やかんや鍋で沸かす方法

やかんや鍋に800ml水道水を入れて、ガスやIHコンロで10分間沸騰させます。注)沸騰するまで5分半かかりますので実質15分半の加熱が必要

それを調乳ポットに移して保温しておきます。

鍋を使って調乳ポットに入れるお湯を作っている
嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
火を使うなら見ていないとダメですし、できたお湯をガラスポットに移しかえる作業があります。ちょっと面倒💦

 

電子レンジで加熱する方法

水道水が800ml入ったガラスポットを電子レンジに入れて、500Wで18分間(内訳:沸騰させるのに8分+沸騰してから10分)加熱します。そして100度のお湯が入ったガラスポットを本体電源部にセットします。

100度で沸騰させたお湯は80分経つと77~79度で落ち着きます。この範囲で保温してくれますので便利ですね。

電子レンジを使って調乳ポットに入れるお湯を作っている

このやり方は電子レンジでチンしてそのまま保温するだけなので超楽チンでおすすめですが・・ただ注意すべき点があります。

それはガラスポットの蓋や持ち手の部分が高温になり、誤って素手で触ってしまうと火傷をしてしまうことです。

サーモグラフィで、電子レンジで温めたガラスポットの温度を測定している

蓋と本体は90度以上になりますので、直接手で触らないようにしましょう。蓋を開けなくてもお湯は注げます。

持ち手に関しては70度以上の温度になります。電子レンジで加熱後3分ぐらいは触らず冷ましておきましょう。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
こういったことに気を付けさえすれば電子レンジは最強です✨

 




調乳ポットを使った粉ミルクの作り方について

調乳ポットと他ミルク作りをする道具一式

それではお湯(白湯)が作れたところで、次は実際にミルクを作っていきましょう。

先程から紹介してますが、使う調乳ポットはコンビの『調乳じょ~ず70』になります。

ついている主な機能
  • 電子レンジで加熱沸騰できる
  • 77~79度でお湯が保温できる
  • 容量が0.8L
コンビ『調乳じょ~ず70』の製品について紹介

前章で説明しましたが、水道水に含まれる残留塩素(カルキ)とトリハロメタンを10分間沸騰させて抜く必要があります。この調乳ポットならそのまま電子レンジに入れて加熱沸騰させられますので便利。

次は作ったお湯(白湯)の保温に関してです。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
取説では作ったお湯は70~80度で保温とざっくり書かれてますが、実際には77~79度で保温されてました

これぐらい高温であると、粉ミルクに含まれる雑菌を死滅させれる温度が70度なので安心ですね。☞粉ミルクに使うお湯の温度を70度以上にする理由は?

容量は0.8Lになります。赤ちゃんが1日に飲むミルク量は、多い時で1Lを超える場合がありますので容量としては少し物足りないかもしれません。

 

ミルクを作る手順

200mlのミルクの作り方を例にあげて解説していきたいと思います。

  1. 77~79度に保温のお湯(白湯)を準備
  2. 哺乳瓶に粉ミルクを入れお湯を100ml投入※1.
  3. お湯を投入後すぐ30秒間混ぜる
  4. 追加でお湯を100ml投入※1.
  5. 氷水につけて34~40度に冷やす(所要時間約5分※2.)

注)※1.と※2.は作る量によって変わります。

調乳ポットでのミルクの作り方手順①~④
調乳ポットでのミルクの作り方手順⑤

下記表は80度のお湯でミルク作りをした場合に必要なお湯量になります。調乳ポットに保温されるお湯が77~79度とほぼ近いので参考にして下さい。

※1.お湯の投入量について
混ぜるとダマにならないお湯の量一覧

 

※2.ミルク40~200mlが34〜40度に冷える目安時間

冷やす前温度 冷やした後温度 所要時間
40ml 71.8度 38.2度 1分40秒
80ml 72.6度 38.0度 2分30秒
120ml 74.4度 38.4度 3分20秒
160ml 73.5度 38.0度 4分10秒
200ml 73.8度 38.0度 4分40秒

 

調乳ポットを使って実際ミルク作りをした評価をまとめてみました。

【安全面】
品質の安全面ですが、この作り方だと水道水に含まれる残留塩素(カルキ)とトリハロメタンはほぼ除去できます。

しかし有害物質の鉛、水銀、カドミウムまでは除去できないです。これらは微量なので問題は無いとは言われますが・・ただ赤ちゃんに飲ませるものなので気になるところではあります。

【作業性】
調乳ポットなら24時間保温できて、いつでも使えるので便利です。

ただ反面、鍋や電子レンジを使って残留塩素(カルキ)とトリハロメタンを抜く作業と、毎回ミルクを冷やす容器と氷水を段取りするのが面倒な点もあります。

【所要時間】
氷水でミルクを飲み頃の34~40度まで冷ますのに意外と時間がかかります。量が200mlになってくると5分もかかる。

 




まとめ:調乳ポットがなければ電気ポットでもOK!

1歳からのミルク作りには調乳ポット

調乳ポットを使ったミルクの作り方について解説してきました。

調乳ポットならミルクを作る温度77~79度でお湯を保温できますので、24時間いつでもすぐに使うことができて便利!

ただ残留塩素(カルキ)とトリハロメタンを抜く作業が面倒なのと、作ったミルクを冷やすのに時間がかかるのが難点です。

肝心の安全面については、残留塩素(カルキ)と発ガン性のあるトリハロメタンは除去はできますが・・ただ有害物質として含まれる鉛、水銀、カドミウムまで除去できません。含まれる量は微量ですが、正直赤ちゃんに飲ますには抵抗があります💦

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
有害物質がほぼ0のRO水がありますので、これを使った方が安心です。特に0~1歳は赤ちゃんの抵抗力が低く不安・・

あと0~1歳の期間は授乳回数がめちゃくちゃ多いです。しかも夜中も起きて授乳させる必要があります。

ただ1歳~になると授乳回数が減ってきますので、調乳ポットでも十分対応できるかと思います。

子育てはホントに大変です!少しでも体の負担と、内面的なストレスが減るように工夫してやっていきましょう(‘ω’)ノ

それでは長くなってきましたので今回はこの辺で・・最後までお読み下さりありがとうございました<(_ _)>

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