こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です🐶
今回はミルトンの使い方ということで、使用前の洗浄から消毒液に浸けた後の乾燥まで、あますことなくお伝えしていきたいと思います。
全くの初心者さんから、今なんとなく使っている方までぜひご一読下さい。
ミルトンの使い方は超簡単です。煮沸やレンジ消毒よりやりやすい!
ミルトンの使い方自体は液に浸けるだけなので簡単です。
でも正しい使い方をしないとしっかり消毒ができません。大切な赤ちゃんが感染症にでもなったら大変です💦
- ミルトンを使う前の大事な洗浄
- ミルトンに浸けてもいい物は?
- ミルトン錠剤タイプの使い方
- ミルトン液体タイプの使い方
- ミルトンに長時間浸けるのは?
- ミルトン消毒後の乾燥
- ミルトン希釈液は使い回せる?
- ミルトンの使用期限
- ミルトン使用上の安全面について
- まとめ
この記事を読めば正しいやり方がバッチリ分かりますよ(^^♪
それでは早速本文にいっちゃいましょう
ミルトン消毒液に浸ける前に中性洗剤で哺乳瓶を洗おう
ミルトンの消毒・除菌液に浸ける前に準備が必要になってきます。
まず洗浄により哺乳瓶についた汚れ(ミルク成分等)をしっかり落としてあげる必要があります。
それはミルトンに浸けるだけでは汚れが落ちないので、結果残った汚れに雑菌がわくことになるからです。
また汚れた哺乳瓶を浸けることで、消毒・除菌液の濃度(ppm)が低下してしまいます。
特に乳首の先端部分とボトル本体底に汚れが溜まりやすいので、ここを重点的にブラシで磨く必要があります。
洗浄ブラシについては下記のものがおすすめですね☟
【これが最強!】哺乳瓶の洗浄にはピジョンのスポンジブラシとこの収納アイテムを選べ♪
100均にもブラシはありますが・・やはり機能としては物足りないかも☟
節約生活♪哺乳瓶を洗う『スポンジブラシ』と『ブラシスタンド』は100均で代用できるの?
ミルトンに哺乳瓶以外で浸けてもいい物は?おしゃぶり、おもちゃ・・etc
ミルトンには哺乳瓶だけでなく、赤ちゃんがよく口にするようなおしゃぶりやおもちゃも浸けることができます。
雑菌は様々な箇所にわきますので、赤ちゃんの口に入る可能性があるものは消毒・除菌をした方がいいです。
ここでミルトンに浸けてもイイ物と、ダメな物の例をあげてみました。イイ物はベビー用品でよく使われている素材になります。
- プラスチック(PP、PE材)
- ガラス類
- ゴム系(シリコーン)
- 樹脂系(水添型スチレン+ブタジエン共重合樹脂)
- ステンレスなど金属類
- 木製類
ミルトンに浸けるとステンレスは錆が発生するのと、木製品は腐ってしまうので注意が必要です。
ミルトンに浸けてもイイ物から、絶対ダメな物まで詳しく説明してます☟
【知らないとマズイ!】ミルトンにステンレス金属や木製品を浸けても大丈夫なの?
ミルトンCP錠剤タイプの使い方
ミルトンCP錠剤タイプの使い方になります。
まず錠剤を溶かして除菌液を作ることからはじめましょう。
準備する道具から作り方まで詳しく載ってます☞ミルトン除菌液の作り方
除菌液ができましたら次に使い方で、下記のような手順でやっていきます。
1.除菌したい哺乳瓶やおしゃぶりを入れる
2.製品が浮いてこないように落とし蓋をする
3.ゴミが入らないように容器に蓋をして、1時間以上浸け込んで完成
使い方はもちろんのこと、特に錠剤は水に投入するだけで除菌液が作れて超便利です。哺乳瓶の除菌に使うならこの錠剤(固体)タイプがおすすめ!
ミルトン液体タイプの使い方
次はミルトン液体タイプの使い方になります。
まず消毒液を作りましょう! ☞ ミルトン消毒液の作り方
それでは使い方ですが先程の錠剤タイプと全く同じになります。
- 消毒液にベビー用品を入れる
- 落とし蓋をする
- 容器の蓋をする
ミルトンにつけっぱなしでも大丈夫なの?ベストな消毒時間を教えて
ミルトンにつけるのは1時間がベストです。
それには短すぎても、長すぎてもダメな3つ理由があります。
- 最低1時間は浸けないと倒せない菌がいる
- 浸け過ぎると薬剤成分により哺乳瓶がベタつく
- 乳首(シリコン材)を長時間浸けると変色しやすい
しかし1時間がベストとはいっても・・
寝る前にまとめて浸けて、朝取り出すみたいなパターンの人も多いはずです。
でもこういった場合でも安心して下さい!1晩だと時間的には7〜8時間ぐらいになりますが、それぐらいならつけっぱなしにしても大丈夫です。
確かに乳首は白っぽく変色しやすくなりますが、見た目だけなのでそんなに気にする必要はないかと思います。
ミルトンにどれぐらい浸けてもいいのか?メーカーに確認しましたが、24時間以内ならつけっぱなしでも安全上問題無いとのこと
あと哺乳瓶をミルトンに8時間浸けてベタつきを確認しましたが、色んな薬剤を試した中でもベタつきが少ない方でした。
実際に時間の経過によるベタつき具合を実験したものがコレ☟ 気になる方はどうぞ
【知らなきゃ超マズイ!】ミルトンの消毒時間はどれぐらい?つけっぱなしはダメなの?
ミルトンにつけた後はしっかり乾燥させよう
ミルトンにつけたあとは、1度水ですすいでしっかり乾かしましょう。
そうしないとせっかく消毒・除菌した哺乳瓶に雑菌がわいてしまいます。
哺乳瓶を乾かすのに必要なスタンドは買っておきましょう。
このタイプだと下に落ちた水分を回収して、捨てられるようになっています。しかもバラして洗える優れもので、さらに価格も安い。
こういったスタンドを含めた、消毒に絶対必要な用具はコチラ☟ 参考まで
筆者が実際に1年半使用していた商品で、間違いないものばかり。
ちなみに100均で探すとこういったものがありますが、これだと下にタオルか何かを敷かないとダメなのでおススメできません。
作ったミルトン消毒・除菌液の使い回し頻度は?
作った消毒・除菌液は1日24時間以内なら何回も使うことができます。
それはわずかに洗い流されていない、洗剤や汚れにより液が劣化していくからです。なので24時間で線引きしています。
液が劣化して塩素濃度が下がってしまうと、しっかり消毒・除菌ができません。
ただこれは覚えておいて下さい。作った消毒・除菌液を全く未使用の状態で、冷暗場所に保管してあるものなら3~7日間ぐらいは持ちます。
- 液体タイプなら3日間
- 錠剤タイプなら7日間
汚れた哺乳瓶を浸けることで、ミルトン消毒液の塩素濃度はどれだけ下がるのか?
また未使用のミルトン消毒液は数日放置してどれだけ塩素濃度が下がるのか?
こういったことを実験してみたのがコチラ☟
ミルトン消毒・除菌液は何時間作り置きができるの?出費を抑えたい( ‘﹃ ‘ )
ミルトンCP錠剤と液体タイプの使用期限はいつまでなの?
使用期限を超えてミルトンを使用してしまうと、薬剤の劣化により十分な消毒・除菌ができなくなってしまいます。
ただミルトンの使用期限ですが結構長いのでご安心下さい。
- 液体タイプなら3年
- 錠剤タイプなら4年
これだけあれば余裕に使い切ることができます。
下記に使用期限が記載されておりますのでそれぞれ確認するようにしましょう。
■ミルトン液体タイプならこの位置
■ミルトン錠剤タイプならこの位置
ミルトンの使用期限について詳しくはこちら☟
【いったいどれぐらいもつの?】ミルトンCP錠剤と液体タイプの使用期限を教えて!
購入後半年経過でどれだけ塩素濃度が下がるのか?実験結果はいかに!
雑菌が湧いてしまうと赤ちゃんの健康に影響しますので、消毒液の濃度管理は重要です。
ミルトンを使用する上での安全面について
使用する上での気になる安全面については3点ほどあります。
- 消毒液を、直接手で触ってはダメ
- 消毒液から取り出した哺乳瓶は、一度水ですすいだ方がイイ
- 作った希釈液の徹底管理が必要
順番に解説していきます。
消毒液を直接手で触ってはダメ
ミルトン液体タイプの原液と希釈した消毒液、ともに素手で触らない方がいいです。
それは成分が弱〜中アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムで、手荒れの原因となります。
消毒液に浸かっている哺乳瓶を取り出す際は、必ず専用のトングを使うようにしましょう。
消毒液から取り出した哺乳瓶は一度水ですすぐ
ミルトンの消毒液から取り出した哺乳瓶は、一度軽く水ですすいだ方がいいです。
それは哺乳瓶に水滴として、そこそこ高い濃度の残留塩素が付着するからになります。また塩素独特のキツイ臭いも💦
この残留塩素は赤ちゃんにとってよくはないですし、塩素の臭いでミルクを飲まなくなる恐れがあります。
作った希釈液の徹底管理
作った希釈液は、赤ちゃんや小さいお子さんの手が届かない場所に置きましょう。
いくら低濃度とはいえ、間違って飲んでしまうと健康によくはないです。
ミルトンを使用する上で、こういった安全面の配慮は必須。詳細はコチラ☟
気になるミルトンの安全性を徹底解説♪むしろミルトンを使わない方が赤ちゃんにリスク!
まとめ:正しい使い方を守ってミルトンで便利に消毒・除菌をしよう♪
今回はミルトンの使い方について紹介してきました。
使い方自体は作った消毒液に浸けるだけなので、煮沸やレンジ消毒よりもすごく簡単です。
ただし使い方にはルールがありますのでこれらは最低限守りましょう。
- 製品を消毒液に浸ける前にしっかり洗浄する
- 消毒液につけてもいい素材か確認する
- 消毒液に24時間以上つけっぱなしにしない
- 消毒後は軽く水で洗い流し、よく乾かす
- 使用期限は超えないようにする
- 希釈液の作り置きは24時間以内にする ※作った希釈液が未使用の場合は3~7日間
- 消毒液は直接手で触ったり、口に入れたりはしない
大切な赤ちゃんに使うものです。間違いない使い方をしましょう(‘ω’)ノ
筆者はこの方法でやってましたが、娘が現在の1歳5カ月になるまで大きく体調を崩すことはなかったです✨