哺乳瓶の消毒・除菌にピジョンのミルクポンを検討している方!
- どんな成分が入っていて、それは赤ちゃんにとって安全なのか?
- ホントに殺菌・除菌効果があるのか?
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。興味関心のある方はぜひお立ち寄りくださいませ<(_ _)>
こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です。
今回はピジョンが発売している、哺乳瓶の消毒剤ミルクポンの成分と効果について記事で紹介していきます。
結論からいいますとミルクポンは、煮沸消毒では倒せない菌に効果絶大です。さらに安全性も高いので安心して使用出来ます。
赤ちゃんに使うものなので、悪い成分が含まれていないか?
ホントに殺菌・除菌の効果があるのか?
こういったことを心配している、ママさん・パパさんがたくさんいらっしゃるのではないでしょうか・・実際筆者もそうでしたのでめちゃくちゃ調べた記憶があります💦
【記事の内容】
- ミルクポンの成分について
- ミルクポンの効果について
- まとめ
この記事を読めば、ミルクポンの成分と効果についてバッチリと分かりますよ。そして安心して使用することができる!
それでは本文にいってみましょう
ミルクポンの成分について
ミルクポンの消毒液・除菌料は塩素系ハロゲン薬に分類されます。これはたくさんある消毒薬の1つになります。
例えば2020年から流行しているコロナだと、アルコール系のものがよく使用されますね。用途によって他にも色々な消毒薬があることを覚えておいて下さい。
赤ちゃんが使う哺乳瓶や食器には、この塩素系のものを使用します。
塩素系薬剤はなんともいえないツーンとした臭いがして、よく漂白や消毒・除菌に用いられてます。
プールや浴槽を消毒・除菌している薬剤と言えば・・イメージできるのではないでしょうか?
ということでこの章では、ミルクポンの成分にはどんなものが含まれているのかみていきましょう。
成分を知ることで安心して使用することができます(*‘ω‘ *)
液体と顆粒(粉末)タイプの製品によって違ってきますので、それぞれ分けて説明していきますね。
ミルクポン液体成分
液体には『ミルクポン消毒液』と『哺乳びん除菌料』があり、中身は全く同じものになります。
主成分は濃度が1W/V%※1.の次亜塩素酸ナトリウムで、これに添加物としてPH調整剤が含まれています。
※1. 100mlあたり1gの次亜塩素酸ナトリウムが溶けている
次亜塩素酸ナトリウムは次亜塩素酸イオンの含有率が高く弱アルカリ性で、高い消毒・除菌効果があります。
分かりやすいところでいいますと、ハイターやカビキラーの成分と同じになります。
ただ濃度に関しましてはハイターが5〜6W/V%に対して、ミルクポンの原液は1W/V%と低い数値となってます。
さらにこれを薄めて使用しますので、ミルクポンの液体は比較的安全に使用出来ます。
ミルクポン液体(次亜塩素酸ナトリウム)の投与実験で、哺乳瓶の消毒・除菌で使用される80倍希釈液3000mlを、赤ちゃんが飲んでも問題は無いという結果が出ています。
ミルクポン顆粒(粉末)成分
ミルクポン顆粒(粉末)タイプには、ミルクポンS 除菌料があります。
主成分はジクロロイソシアヌル酸ナトリウム750mgになります。
これは水に溶けると次亜塩素酸水になり、先程説明した次亜塩素酸ナトリウムより除菌効果が高い成分になります。
それは次亜塩素酸水は、弱酸性〜中性の液体で次亜塩素酸が含まれる比率が高くなるからです。
あと安全性についても、次亜塩素酸ナトリウムにより高いです。
顆粒1包を2L〜4Lの水に溶かして作ります。除菌液は240ppm以下の低濃度で、さらに人の肌と同じ弱酸性ということで超安全です。
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムについて詳しく知りたい方はぜひ☟
ミルクポンの成分は安全で優しい『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』って知ってた?
ミルクポンの効果について
それでは一番気になる効果をみていきましょう。
ミルクポンの液体と顆粒タイプの両方ですが、煮沸消毒では倒すことのできない枯草菌まで倒すことができます。
枯草菌は芽胞を形成する細菌で熱や乾燥に対してものすごく強い菌です。
人に対する病原性は持たないものの、食中毒を引き起こしたりする原因になりますので、倒しておきたい細菌です。
ミルクポンの液体と顆粒タイプでの試験結果になります。効果の程が分かってもらえるかと思います。
【ミルクポン液体タイプでの効果】
哺乳瓶の消毒をする125ppmの濃度で、芽胞形態をもつ枯草菌を30分で倒すことができました。※下記赤点線枠内
引用元:ミルクポンの安全性と殺菌効果について (pigeon.co.jp)
【ミルクポン顆粒タイプでの効果】
哺乳瓶を除菌する濃度の150ppmで、枯草菌を30分で倒すことができました。液体と同様の結果になります。下記赤点線枠内
引用元:ミルクポンの安全性と殺菌効果について (pigeon.co.jp)
液体と顆粒ミルクポン成分表と効果についてのまとめ
今回はミルクポンの製品について、成分やその効果を紹介してきました。
まずミルクポンは液体と顆粒タイプに大きく分かれており、成分はそれぞれ全く異なるものとなります。
【主成分】 | 【添加物】 | |
【ミルクポン液体】 | 次亜塩素酸ナトリウム | pH調整剤 |
【ミルクポン顆粒】 | 次亜塩素酸水 ※2. | ― |
※2.ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは水に溶けると、次亜塩素酸水になります。
効果としては成分の両方とも、煮沸消毒では倒すことのできない芽胞形態の細菌に有効です。
一般的にはミルクポン顆粒タイプの次亜塩素酸水(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)の方が、殺菌・除菌力が強いと言われてます。
ただ実験結果を見てもらえれば分かりますが、ミルクポン液体タイプの次亜塩素酸ナトリウムでも十分に効果があります。
安全面においてもミルクポン液体は元々の原液濃度が低く、赤ちゃんが間違って飲んでしまっても健康に影響がないという実験結果が出てます。
顆粒タイプは弱酸性〜中性で人肌に優しく、さらに安全性が高いのは言うまでもないですね♪
ミルクポンの安全性について気になる方はコチラ☟ 徹底解説してます
【ミルクポンの安全性は大丈夫?】殺菌・除菌力は最強でも…赤ちゃんとママが心配(汗
ということから安全面や効果(殺菌・除菌力)が優れていますので、哺乳瓶を含めた赤ちゃんが口にする物にはミルクポンをおすすめいたします。
それでは長くなってきましたのでこの辺で!最後までお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>