こんにちは^^ 1児の母でサイト運営者のチャン子です。
今回は完全母乳(完母)と完全ミルク(完ミ)と混合栄養(混合)、それぞれの授乳頻度や回数について解説していきたいと思います。
- そもそも完母、完ミ、混合って何?
- この3パターンで授乳する頻度や回数って違うの?
- またそれぞれのメリット・デメリットは?
こういった疑問にお答えしていきます。
結論からいいますと完母・完ミ・混合によって授乳頻度や回数が違ってきます。間違うと赤ちゃんが太り過ぎ or 痩せ過ぎになってしまうので注意が必要です。
筆者は母乳と粉ミルクを交互でやる混合だったので、どれだけやったらいいのかよく分からず最初は不安でした。粉ミルクだけの完ミなら、目安表通りに作って与えればいいのでなんとなく分かるのですが・・
こういったことで同じように不安をお持ちの方は、この記事を読めばスッキリ不安を解消することができますよ。
赤ちゃんが太り過ぎたり、痩せすぎたりすることで健康状態が悪くなったら大変ですからね💦
それでは早速いってみましょう
完全母乳(完母)とは?
完全母乳(略して完母)とは、母乳だけを与える授乳方法になります。
母乳だけで育てている人は周りを見てみると大体3割ぐらいの感じでした。出産が初めてのママは最初の頃、母乳の分泌が安定していないので粉ミルクを足している人が多かったです。
筆者は2ヵ月間ぐらいあまり母乳が出なかったです。0.5~2ヵ月ぐらいは、十分な母乳量が分泌される準備期間が必要な場合があります。
母乳頻度と回数についてですが特に制限がなく、赤ちゃんが泣いて欲しがれば与えるようにすればいいです。
筆者は基本混合でしたが、母乳の出がイイ時はそれだけの日もたまにはありました。その場合の授乳回数ですが10回以上とかなり多かった感じ。
母乳はわざわざ粉ミルクを買う必要がない、しかもわざわざ作らなくていいので最強だと思われるかもしませんがデメリットもあります。
1つは旦那や親が代わりに授乳できないことです。当然ですが1.5~2時間でミルクを与えないといけないので、赤ちゃんを預けることができません。
2つ目はどれだけ飲んだか分からないことです。体重計で毎回ミルクを飲む前後で測定すれば分かりますが、正直こんなこと面倒でやってられない💦
下記のような5~10g単位で量れる体重計が各メーカーから発売されてます。気になる方はぜひ一度『赤ちゃん体重計』でググってみて下さい。
定期的に赤ちゃんの体重や身長を測定して、一般標準の身体発育曲線からどのあたりを推移しているか確認しましょう。しっかり成長しているかどうか結果が全てになってきます✨
横軸の月齢に対して、縦軸にそれぞれ男の子と女の子の体重と身長を載せた表になります。
引用元)アサヒグループ食品(株) 和光堂 成長の目安(身体発育曲線)より
体重・身長が曲線の下に外れるような場合は、ミルクを増やしていく方向で調整していければいいし。逆に上に外れるようなら減らしていく方向でいきます。
完全ミルク(完ミ)とは?
完全ミルク(略して完ミ)とは、先程とは逆で粉ミルクだけを赤ちゃんに与える方法になります。
筆者の周囲では1~2人いましたが・・かなり少数派だと思います。
母乳頻度と回数ですが下記表を参考にして作って下さい。月齢によって量と頻度と回数が変わってきますので注意が必要です。
月齢×体重×ミルク量×回数×間隔(何時間おき)の一覧表
月齢(ヵ月) | 体重(kg) | 量(ml) | 1日の回数(回) | 間隔(時間) |
~0.5 | 3~3.1 | 80 | 7~8 | 3~3.5 |
0.5~1 | 3.6~3.8 | 80~120 | 6~7 | 3.5~4 |
1~2 | 4.6~4.8 | 120~160 | 6 | 4 |
2~3 | 5.6~5.8 | 120~200 | 5~6 | 4~5 |
3~4 | 6.4~6.8 | 200 | 5 | 5 |
4~5 | 6.8~7.0 | 200~220 | 5 | 5 |
5~6 | 7.4~7.7 | 200~220 | 4(+1) | 離乳食の合間に与える |
6~9 | 7.6~8.3 | 200~220 | 3(+2)~4(+1) | |
9~12 | 8.3~8.9 | 200~220 | 2(+3) |
※( )内の回数は離乳食の量をみて調整して下さい。例えば5~6ヵ月なら200~220mlの量を4回、プラスたくさん離乳を食べたなら100mlとミルク量を半分に減らす感じで。
もっと詳しく知りたい方はコチラを参考に☟
【パッと見て分かる!】粉ミルクは何時間おきに与えればいいの?量と1日何回かも教えて
母乳に比べて頻度と回数が少なくなるのは、粉ミルクは腹持ちがいいからです。マイナスな表現だと消化が悪い(゚д゚)
こういった頻度と回数が減ることで楽になる点や、飲んだミルク量が明確に分かるので管理しやすい点ではメリットがあります。
デメリットとしてはやはり粉ミルク代金がかかるのと、ミルクを毎回作るのが大変なことがあげられます。
混合栄養(混合)とは?
最後に混合栄養(略して混合)とは、母乳と粉ミルクの両方を与えるやり方になります。
筆者の周りでも多くが混合で、6割以上がそうじゃないでしょうか。
やり方としては大きく3パターンあります。
- 母乳をまず与えて足らず分を粉ミルクで補填
- 母乳と粉ミルクを交互に与える
- 朝晩は母乳で日中は粉ミルクを与える
筆者もそうでしたが、混合では❶のパターンで授乳されている方が多いです。母乳をまずあげて、足らなかったら追加で与える感じですね。
保育園や幼稚園に赤ちゃんを預けている方は❸のパターンになります。
ライフスタイルや母乳の出具合に合わせてやり方を選ぶようにしましょう!
授乳の頻度と回数ですが母乳を合わせて与えるので、粉ミルクだけの場合よりも多くなります。基本的には先程の一覧表をベースに若干プラスしていくような感じです。
筆者は母乳を先にあげて、赤ちゃんがまだ飲みたそうなら追加で粉ミルクを与えてました。この作る量は何回もやっていれば経験で分かってきますのでご安心を💛
混合は一番やっている人が多い方法だけあって、融通が利いてやりやすいです。
メリットは
- 旦那や親でも授乳させることができる
- ミルク代を節約することができる
- 粉ミルクを与える頻度や回数は目安表を参考にできる
デメリットは
- 飲んだ量が明確に分からない
- 粉ミルクを作る手間がかかる
母乳も与えるので、粉ミルクとトータルいくら与えたのか分からなくなります。
まとめ:完母・完ミ・混合の違いによって授乳回数と量が変わってくるので注意しよう!
完母・完ミ・混合の授乳頻度や回数の違いをメインに、またそれぞれのメリット・デメリットについて解説してきました。
【授乳頻度と回数】
完母・・・母乳頻度と回数は特に制限なしで、赤ちゃんが泣いて欲しがれば与える。
完ミ・・・記事内の『月齢×体重×ミルク量×回数×間隔』一覧表を基に与える。
混合・・・上記一覧表をベースに若干プラスして与える。
【メリット・デメリット】
完母・・・粉ミルクを買ったり作る手間が省ける。しかし誰かに授乳をお願いすることができない、どれだけ量を飲んだか分からない。
完ミ・・・授乳を誰かに代わってもらえる、飲んだミルク量が分かりやすい。ただ粉ミルク代と毎回作る手間がかかります。
混合・・・基本は完ミと同じ。ただミルク代は母乳の分節約できるメリットと、デメリットは母乳を与えた分どれだけ量を与えたのか分からなくなることです。
筆者個人的には混合が臨機応変に対応できて、一番ストレスなく授乳できるスタイルではないかと思います。