こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です🐶
今回は哺乳瓶の消毒・除菌で必須のミルクポン！この商品の安全性について記事にまとめましたので解説していきます。
結論からいいますとミルクポンは安全性が高く、赤ちゃんの健康を維持する為にはなくてはならないものです。
毎日のように赤ちゃんが口にする哺乳瓶に使いますので・・安全面はどうなのか？とても気になりますよね(゜o゜)
ネットの情報を収集してましたが、人によってこういった塩素系の薬剤は使うべきだとか、いや危険なので煮沸消毒にした方がイイ・・などなど色々な意見が飛び交ってました。
なので『真実はいったい？？』ということで実験を交えつつ、ミルクポンの安全性について色々な角度から調査していきました。
記事を読めば赤ちゃんが使用する物に使っていいのか、また取り扱うママやパパも危険ではないのか、この辺の安全性がバッチリ分かりますよ！
- ミルクポンは素手で触っても安全なの？
- ミルクポンが目に入った！..どうしたらいいの？
- ミルクポンで消毒・除菌後は哺乳瓶をすすがなくても大丈夫？
- 赤ちゃんがミルクポンを誤って飲んだ！害はないの？
- まとめ
それでは早速本文にいってみましょう
ミルクポンは素手で触っても安全なの？
ミルクポンは素手で触らない方がいいです。そもそもメーカーが手指の消毒に使用してはダメだと言っているぐらいですので・・
理由としては手荒れの原因となってしまうのが１つ。あともう１つは手や肌につくと、塩素の嫌な臭いが残るからです💧
安心してください！ちゃんと対応すれば大丈夫です(*‘ω‘ *)
まずミルクポンの製品ですが、液体と顆粒（固体）のタイプがあります。
表は哺乳瓶の消毒・除菌用で濃度125〜150ppmに希釈した場合
| 主成分 | 液特性 | ph | |
| ミルクポン液体（125ppm） | 次亜塩素酸ナトリウム | 弱アルカリ性 | 9.3 |
| ミルクポン顆粒（150ppm） | 次亜塩素酸水 ※1 | 微酸性〜中性 | 7.0 |
※1.顆粒の状態ではジクロロイソシアヌル酸ナトリウムで、これを水に溶かすと次亜塩素酸水になります。
液体タイプは弱アルカリ性なので、手についてもあとで水で洗い流せば問題無いです。※液が手に付いたままだと、肌が弱い方は肌荒れの原因となりますので注意が必要。
顆粒タイプは微酸性〜中性なのでぶっちゃけ手肌についても全然問題無いです。なぜなら人の肌自体が弱酸性に保たれているからです。
肌荒れに関してもっと詳しい情報が知りたい方は是非☟
【ヤバイ！ミルクポン薬剤を素手で触ってしまった汗】コレって手荒れの原因になるの？
ミルクポンが目に入った（悲 どうしたらいいの？
ミルクポンの液体タイプは、主成分がアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムになります。
これは目に入ると、角膜を損傷してしまう恐れがありますので絶対に入れてはダメです(/ω＼)
もし目に入ってしまった場合は、すぐに15分以上流水で洗い流しましょう。そしてお医者さんに診てもらって下さい。
対処しないでほっておくと失明する恐れがありますのでかなり危険です。
参考までに目の洗浄方法を記載しておきます。
＜洗眼の際のご注意＞※目薬や洗眼液では充分に洗浄できません。流水で静かに洗い流してください。※まぶたや顔にも製品の液や粉などが付着している場合は、目を洗う前に洗い流しておきましょう。※すぐに洗眼することが大切なので、コンタクトレンズは無理にはずさず、そのままでまず静かに洗浄しましょう。その後、すぐはずせるならば、はずしてもう一度洗眼してください。むずかしい場合は無理をせず、すぐに眼科医の診察を受けてください。
ミルクポンで消毒・除菌後はすすがないで使っても大丈夫？
ミルクポンに浸けたあとは、絶対水道水ですすいだ方がいいです。
それは哺乳瓶に意外と高濃度の残留塩素が残るのと、塩素独特の嫌な臭いがするからです。
いくらミルク成分と混ざり合って塩になるからといっても、直接口でくわえる乳首の部分に塩素がついてたら嫌ですよね。
あと塩素の臭いが原因で、ミルクを飲まなくなる赤ちゃんもいます。
もっと詳しく知りたい方はぜひ☟
ミルクポンにつけた後哺乳瓶はすすがないでいいの？【赤ちゃんに一番いい方法を教えて！】
哺乳瓶をミルクポンに浸けると、どれだけ残留塩素が残るのか？検証もやってます。
赤ちゃんがミルクポンを誤って飲んだ！害はないの？
赤ちゃんがもしミルクポンを誤って飲んでしまった場合は、ミルクと生卵そして水をすぐに摂取させましょう。そしてお医者さんに診てもらうことが肝心です。
まずは上記のミルク他を体内に入れ、塩素成分を塩に変えることが重要です。（※ミルクと塩素が反応して塩になります）
そもそもこういった誤飲が起きないようにするためにも、ママさんやパパさんはしっかり薬剤を管理する必要がありますね。
特にミルクポンは液体、顆粒タイプともにチャイルドプルーフ機構がついていない、つまり赤ちゃんが簡単に封を開けることができますので要注意です。
もっとミルクポンの誤飲について詳しく知りたい方は是非☟
【赤ちゃんがミルクポンを誤飲してしまった汗】コレってヤバイ？害にならないか教えて！
チャイルドプルーフ機構についても図解入りで載ってますよ♪
まとめ：ミルクポンは正しく使用すればかなり安全性の高い薬剤だった♪
今回はミルクポンを取り扱う上で、安全に関わること全て記事で解説してきました。
それではまとめていきましょう(‘ω’)ノ
- ミルクポンは素手では触らないようにする。もし触った場合は洗い流すようにする。
- 目にミルクポンが入った場合はすぐに15分以上洗い流す。
- 哺乳瓶をミルクポンに浸けた後は水道水で軽く洗い流す。
- ミルクポンを誤って飲んだ場合はすぐにミルク・生卵・水を飲む。
ルールを守り、注意をしていれば防げることばかりだと思います。
特に私たち親の管理が重要になってきます。赤ちゃんの手が届くところに置かないようにしましょう。
最後にミルクポンのような塩素系の薬剤の使用は危険だ！と巷で言われることがありますが・・これはむしろ逆で使用しない方がもっと危険です。
なぜなら煮沸消毒のような熱では倒せないような細菌が哺乳瓶に付くからです。赤ちゃんが感染症にでもなったら大変です(-_-)
【知らないとヤバイ！】哺乳瓶の消毒には消毒液（ミルトン・ミルクポンetc）が必要なワケ
ということで正しい使い方をすればミルクポンは安全な薬剤ってことですね✨
