
こんにちは、執筆担当 & 子育て奮闘中のチャン太郎(旦那)です🐶
今回はミルトンのような塩素系薬剤に、哺乳瓶をどれぐらい浸け込むのがベストなのか?これを徹底解説していきます。
- どれだけ浸け込めば殺菌・除菌ができるの?
- 浸け込み過ぎると哺乳瓶は痛まないの?
- 浸けっぱなしだと哺乳瓶がベタつくのは気のせい?
こういった疑問にお答えしていきます。
ミルトンの使用期限や、何歳まで使ったらいいのか知りたい方はコチラ☟
結論からいいますとミルトンに浸け込むのは1時間がベスト。ただ1晩(7〜8時間)浸けても、少しベタつくが安全上問題はない。
子育てで忙しい主婦(主夫)のあるあるで
哺乳瓶の予備が無い時、消毒液に浸けたものをすぐ取り出したい(短時間のパターン)・・
また夜寝る前に哺乳瓶をまとめて浸けておいて、朝取り出したい(長時間のパターン)・・
こういった行動をとっても大丈夫なのか?この記事を読めばバッチリ分かります。
ミルトン使用にあたり
- 最低必要な消毒時間は?
- 浸けっぱなしにしてもいいの?
- 浸け過ぎると変色するの?
- 浸け過ぎるとベタつくの?
- まとめ
こんな感じの流れでいきたいと思います。
それでは早速本文にいきましょう。
ミルトンにつけおきする消毒時間はいつまで?

ミルトンに浸け置きする時間ですが最低1時間以上は必要です。
それは多くの細菌は10分ぐらいで死滅しますが、中には1時間ぐらい浸けないと倒せない真菌も存在するからです。
・真菌に対する殺菌作用
真菌や結核菌は一般細菌より抵抗性が大である。例えば、黒カビ(Asp.niger)に対しては有効塩素100ppm で 30~60 分、結核菌(M.tuberculosis)に対しては 125ppm・pH8.3 で 10 分、pH8.0・30 分で殺菌することができる。
引用元)ミルトン医薬品インタビューホームより
しっかり殺菌・除菌をする為、最低1時間以上というのが分かりましたが・・今度は何時間浸けてもいいのか?にフォーカスしてみていきましょう。
ミルトンにつけっぱなしにしてもいいの?

ミルトンに何時間浸けていいのか?調査していきました。
日中は1時間待って取り出せばいいワケですが、それができないことも・・
例えば『寝る前に浸け込む』こういった場合は取り出すのが朝になります。ざっと7〜8時間は浸けっぱなしですね💦
ここで何時間浸けてもいいのか?メーカーの意見を直接聞いてみました。
24時間は浸けっぱなしでも特に安全上問題はない。
ということなので『まず安全上は7〜8時間ぐらい浸けても大丈夫』ってことになります。
ここ重要なので押さえておきましょう!
次にミルトンに浸けっぱなしにすることで、起こってしまう現象をみていきましょう。
ミルトンで哺乳瓶が変色してしまう

ミルトン消毒・除菌液に浸けっぱなしにすることで、哺乳瓶の乳首が白っぽく変色します。
それは乳首の材質がシリコーンゴムで、薬剤(水分)を吸収すると白く濁ってしまうからです。
新品時と半年経過後の乳首を比較すると、透明感がなくなり白く濁っているのが分かります。

この写真の乳首ですが使用状況としては寝る前に浸け込み、朝取り出すパターンが多かったです。毎日7〜8時間は消毒液に浸かっていることになりますね。
やはり長時間浸け込んだ場合の方が、薬剤との接触時間が長くなり変色しやすいです。
ちなみに1回白く濁った乳首は洗っても透明には戻りません。でも見た目だけで、赤ちゃんの健康に影響することはありませんのでそこは安心して下さい。
ミルトンが哺乳瓶やトングにつくことでどれだけベタベタするのか?実験してみた

次に哺乳瓶をミルトンに浸けると、どれだけベタつくのか調査していきました。
ベタつきはそのままだと気持ちが悪いので、それを取る為に水道水で丁寧に洗う必要があります。これ超面倒(゚д゚)
なので少しでもベタつきをなくしたい!ということで・・
- 時間の経過によってベタつき具合が変わるのか?
- 他メーカーの薬剤と比較してベタつきはどうなのか?
こういったことを実験。
それでは錠剤と液体タイプに分けてやってみましょう(‘ω’)ノ
ミルトン錠剤タイプによるベタつき
ミルトン錠剤タイプに哺乳瓶を浸けた時のベタつきになります。
時間の経過によってベタつき具合がどう変わっていくのか?みていきました。
さらに他メーカーのミルクポン、チュチュつけるだけとベタつきを比較(‘ω’)ノ

浸けてから1時間と8時間経過後でどれだけベタつくのか・・はたして結果は?

1時間経過後
チュチュつけるだけが一番ベタつきました。そして続いてミルトンとミルクポンがほぼ大差なくベタつく感じです。
正直1時間程度では、どの製品もそこまで気になるようなベタつきはありません。
なのでそこまで気にしなくてもいいかもです。
8時間経過後
全製品明らかに時間の経過とともにベタつくようになってきています。
その中でもチュチュつけるだけが一番ベタつくような感じです。続いてミルクポン、ミルトンが同じぐらいになります。
ベタつき具合が視覚的に分かりやすいように、除菌液から取り出した哺乳瓶を小麦粉の上で転がしてみました。
ミルトンとミルクポンはそんなに差がありませんでしたが、右端のチュチュつけるだけが一番小麦粉が多くついているのが分かります。

夜に浸け置きして朝に取り出すパターンの人は、ミルトンかミルクポンを選んだほうがいいかもしれません。
ミルトン液体タイプによるベタつき
ミルトン液体タイプに哺乳瓶を浸けた時のベタつきになります。
時間の経過によってベタつき具合はどうなるのか?先程と同じようにミルクポンやチュチュつけるだけと比較していきました。


1時間と8時間経過後でそれぞれのベタつき具合を調査しました。
結果として錠剤タイプと全く同じようになり1時間、8時間経過後チュチュつけるだけが一番ベタつきました。
ただ1時間後はどの製品もベタつきはそこまで気になるレベルではなく、対して8時間後はどの製品もそこそこベタついてました。
やっぱりその中でもミルトンとミルクポンのベタつきが少なかったです。
長時間浸け置きする人は、ミルトンかミルクポンがいいかと思います(^^♪
まとめ:ミルトンを使っての消毒は適切な時間で!

それではまとめていきましょう。
今回はミルトンの消毒・除菌液に浸けることでどれだけベタつくのか?色々調査していきました。
浸け込む時間と、さらに他メーカー『ミルクポン』『チュチュつけるだけ』と比較。
結果としては1時間浸けるぐらいなら、正直どの製品を使ってもそんなにベタつきがなかったです。
しかし1晩で8時間浸けた場合は、チュチュつけるだけが一番ベタついてました。対してミルトン or ミルクポンのベタつきは少なかったです。
寝る前に消毒液に浸けて朝取り出す(長時間浸ける)場合は、ミルトン or ミルクポンを使った方がいいでしょう。
このベタつき自体は水道水で洗えば綺麗に落ちますが、なかなか落とすのが面倒です。
絶対ベタつくよりベタつかない方がイイかと思いますので、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
ベタつきだけでなく臭いも気になるという方はコチラ☟
どれが臭い?\ミルトン・ミルクポン・チュチュつけるだけ/消毒・除菌液の臭いを徹底比較♪