こんにちは!
今回は『哺乳瓶の消毒でおすすめのやり方を紹介』ということで
哺乳瓶の消毒方法はいったいどんなものがあって、何がベストなのかを徹底解説していきます。
- 子育てが初めてで哺乳瓶の消毒に関しての知識が0😰
- 既に哺乳瓶の消毒はしているが、現状のやり方が正しいか不安💧
- 赤ちゃんの健康に1番いい方法が知りたい
などなど、こういった方にピッタリの内容となっております。
結論からいいますと安全や作業面から、ミルトンなど哺乳瓶の消毒剤を使う方法が1番いいです。
それではなぜおすすめなのかを、順を追ってこの記事で解説していきます。
まず簡単に執筆者の自己紹介🐶
チャン太郎と申します。
主に化粧品や医薬品の品質に携わるお仕事(特に水と塩素系の薬剤は得意分野)
プライベートでは1歳5ヵ月の娘がいて子育て奮闘中(1回も大きく体調を崩したことないのが自慢)
赤ちゃんのミルク作りをメインに情報発信しております
長文になっておりますので、目次の好きなところから読んでください<(_ _)>
哺乳瓶の消毒はなぜやるべきなのか?その理由について
それは使用後の哺乳瓶に洗い残しがあると、そこから雑菌が湧いてしまい、赤ちゃんが食中毒や感染症になる恐れがあるからです。
毎回哺乳瓶を完璧に洗えていれば問題ありませんが、実際それは中々難しいです。下記のように特殊なライトで照らすと、目では見づらいこういった汚れが残っています。
特にこういった哺乳瓶の乳首に溜まった汚れは非常に落ちにくい。
なぜ消毒が必要なの?もっと詳細が知りたい方はコチラ☟
哺乳瓶の消毒をつい忘れた!してないと赤ちゃんに影響があるのか教えて
①哺乳瓶の消毒・除菌方法~どんなやり方があるの?~
哺乳瓶の消毒・除菌方法には色々ありまして、一般的によく知られているのは上図の4通りのやり方になります。
❶薬液消毒・除菌
ミルトンなどの塩素系薬剤に、1時間程度哺乳瓶を浸け込む方法。
❷煮沸消毒
鍋に水を入れ100℃に沸騰させ、哺乳瓶を15分間以上茹でる方法。
❸熱水消毒
80℃以上の熱水の入った容器に、哺乳瓶を10分間以上浸け込む方法。
❹蒸気消毒
専用容器に哺乳瓶と少量の水を入れて、電子レンジで3分ぐらい加熱する方法。
②哺乳瓶の消毒・除菌方法~どれがいいか?比較してみた~
それでは先程挙げた4パターンで、どの方法がベストなのか比較していきましょう。
結論からいいますと、薬液による消毒・除菌が一番安全で簡単な方法になります。
それは煮沸・熱水・レンジなどの加熱消毒では、芽胞をもつ菌(セレウス菌やウエルシュ菌など)を倒すことができないからです。
この菌は何層にもなる殻を持っており、内部に水分がほとんどありません。こういったことから高温・乾燥に超強い。※内部に水分があればその水分を沸騰させ菌を死滅させることが可能
もっと詳しく知りたい方☞これが芽胞を持つ菌だ
ここで有効となってくるのがミルトンやミルクポンなどの塩素系薬剤になります。
薬剤に含まれるHClO(次亜塩素酸)が外部の殻を通過し、菌の内部にダメージを与えることができます。
とはいっても煮沸やレンジ消毒でも多くの菌を倒すことができます。薬剤みたいにコストがかからない利点も・・
各消毒方法のメリット、デメリットをまとめてますので詳しく知りたい方はぜひ☟
【知らないとヤバイ!】哺乳瓶の消毒には消毒液(ミルトン・ミルクポンetc)が必要なワケ
ただ熱水消毒につきましては、温度を80℃以上10分間キープすることが困難ですので止めた方がいいです。
熱水消毒をやるなら、せめて煮沸かレンジ消毒にすべき理由☟
【簡単な方法がイイ!】哺乳瓶に熱湯をかける『熱水消毒』は効果があるか実験してみた
では次章からは一番おすすめの薬剤消毒にスポットを当ててみていきましょう。
哺乳瓶の消毒液(剤)にはどんなメーカーがあるの?
哺乳瓶の消毒剤ですがどんなメーカーが作って、販売しているのか気になるところです。
哺乳瓶消毒剤といえば『ミルトン』『ミルクポン』『(チュチュ)つけるだけ』の3商品といっても過言ではないです。ということでこれらに着目してみていきたいと思います。
各商品の製造元・販売元・発売元まとめ
製造元 | 販売元 | 発売元 | |
ミルトン | 杏林製薬 | 杏林製薬 | 杏林製薬 |
ミルクポン | 丸石製薬 | 丸石製薬 | ピジョン |
つけるだけ | サンヨーメディカル | ジェクス | ジェクス |
|
結論からいいますと製造元・販売元・発売元は、実績と信頼のある日本メーカーばかりなので安心です!
ミルトンのメーカー
ミルトンは東証1部上場企業の杏林製薬が製造・販売(発売)しております。
他にもミルトンだけでなく、多くの医療用医薬品やヘルスケア製品を扱っています。
なので知名度・実績ともに十分あり、購入するにあたって安心ですね(^^♪
ミルクポンのメーカー
ミルトンに並んで有名なミルクポンは、製造販売元が丸石製薬で、発売元がピジョン(pigeon)になります。
丸石製薬は殺菌・消毒剤の分野で国内トップクラスで、ピジョンはベビー用品で超有名な会社になります。
これら大手2社がバックについている製品なので間違いないでしょう。
つけるだけのメーカー
つけるだけは製造元がサンヨーメディカルで、販売元(発売元)がジェクス(JEX)になります。
双方あまり聞き慣れないメーカーかもしれませんが・・
サンヨーメディカルは洗剤、芳香剤、食品添加物、化粧品、医薬部外品まで幅広く製造しています。
またジェクスは化粧品から生活用品、そしてベビー用品まで様々な製品を取り扱っています。
それぞれ実績のある日本メーカーですので品質面はもちろん、何かあった際のクレーム対応もしっかりしています。
これじゃ安心できない!各メーカーについてもっと詳しく知りたい方はコチラ☟
【ミルトン・ミルクポン・チュチュ】哺乳瓶消毒・除菌液のメーカーは?品質は大丈夫?
哺乳瓶消毒液ミルトン、ミルクポン、つけるだけの全製品を紹介
ミルトン・ミルクポン・つけるだけ各有名メーカーの気になる全製品を紹介していきます。
製品は液体タイプと錠剤(顆粒)タイプに大きく分かれております。
基本的に赤ちゃんの哺乳瓶や食器などの消毒に使用するだけなら、錠剤(顆粒)タイプがおすすめです。使いやすいし、一部を除いてコストもこちらの方が比較的安い!
ミルトンの製品について
液体製品が3種類、錠剤製品が2種類の計5種類があります。
赤ちゃんが使う哺乳瓶や食器etcなど、80倍相当に希釈して使うだけなら錠剤タイプがいいです。
ベビー用品以外の目的で床(10倍)、手指(20倍)と希釈濃度を変えて使用する場合は、液体タイプにする必要があります。
一覧表に1本 or1箱で何日分、円/日、濃度調整(可・不可)、使い勝手(良い・悪い)をまとめてみました。
何日分? | 円/日 | 濃度調整 | 使い勝手 | |
ミルトン消毒液450ml | 9日 | 122円 | 可 | 悪い |
ミルトン消毒液1000ml | 20日 | 83円 | 可 | 悪い |
ミルトン消毒液3000ml | 60日 | 73円 | 可 | 悪い |
ミルトンCP 36錠 | 18日 | 73円 | 不可 | 良い |
ミルトンCP 60錠 | 30日 | 70円 | 不可 | 良い |
※表の数値は4000mlの消毒・除菌液を作った場合
ミルクポンの製品について
液体製品が2種類、顆粒(粉末)製品が2種類の計4種類があります。
下記一覧表に各製品の仕様をまとめてみました。
何日分? | 円/日 | 濃度調整 | 使い勝手 | |
ミルクポン消毒液1050ml | 21日 | 43円 | 可 | 悪い |
哺乳びん除菌料1050ml | 21日 | 42円 | 不可 | 悪い |
ミルクポンS 20本入 | 20日 | 30円 | 不可 | 良い |
ミルクポンS 60本入 | 60日 | 29円 | 不可 | 良い |
※表の数値は液体なら4000ml、顆粒なら2000〜4000mlの消毒・除菌液を作った場合。
先ほどのミルトンと同様で、哺乳瓶などのベビー用品に使用したいだけならミルクポンSの顆粒タイプを選ぶべきでしょう。
哺乳びん除菌料は液体タイプですが、自由な濃度で使用できませんので注意が必要です。
ミルトン消毒液と哺乳びん除菌料は一体何が違う?☟
【同じじゃないの?】ピジョンのミルクポン消毒液と哺乳びん除菌料の違いについて
つけるだけの製品について
液体製品が3種類、タブレット製品が2種類の計5種類があります。
何日分? | 円/日 | 濃度調整 | 使い勝手 | |
つけるだけ濃縮 400ml |
23日 | 36円 | 不可 | 悪い |
つけるだけ 1100ml |
22日 | 55円 | 不可 | 悪い |
つけるだけ 4000ml |
80日 | 38円 | 不可 | 悪い |
つけるだけ 24錠入 |
12日 | 72円 | 不可 | 良い |
つけるだけ 72錠入 |
36日 | 50円 | 不可 | 良い |
※表の数値は4000mlの除菌液を作った場合
つけるだけは液体とタブレットタイプの両方、一定の濃度でしか使用できません。
使いやすさで選ぶならタブレットタイプ、対してコストを少しでも浮かしたいなら液体タイプですね。
こんな感じで使い分けして下さい ヽ(^o^)丿
これら有名メーカー全製品について、もっと詳しく知りたい方はコチラ☟
【哺乳瓶の消毒・除菌に】ミルトン・ミルクポン・チュチュつけるだけ♪製品一挙紹介
哺乳瓶消毒液の成分と効果について
気になる哺乳瓶消毒剤の中身(成分)と、その効果をみていきましょう。
実際にph値を測定して成分を確認したところ、液体タイプは次亜塩素酸ナトリウム、錠剤タイプは次亜塩素酸水になってました。これは各メーカーの商品で共通してます。
各メーカー液体と錠剤(顆粒)製品の成分一覧表
[主成分] | [添加物] | |
[ミルトン液体] | 次亜塩素酸ナトリウム | pH調整剤 |
[ミルトンCP錠剤] | ジクロル(ロ)イソシアヌル酸ナトリウム ➔次亜塩素酸水に変化 |
・炭酸水素ナトリウム ・アジピン酸 ・乾燥炭酸ナトリウム |
[ミルクポン液体] | 次亜塩素酸ナトリウム | pH調整剤 |
[ミルクポンS顆粒] | ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム ➔次亜塩素酸水に変化 |
― |
[つけるだけ液体] | 次亜塩素酸ナトリウム | ― |
[つけるだけ タブレット] |
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム ➔次亜塩素酸水に変化 |
・コハク酸 ・炭酸水素ナトリウム ・炭酸ナトリウム |
※ジクロル(ロ)イソシアヌル酸ナトリウムは、水に溶けると次亜塩素酸水に変化。
弱アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムは殺菌・除菌効果が十分にありますので、赤ちゃんを食中毒や感染症からしっかり守ってくれます。
弱酸性の次亜塩素酸水は、上記の次亜塩素酸ナトリウムよりさらに殺菌・除菌効果が強いのでなおさら安心できます。
次亜塩素酸(HOCl)の殺菌力は次亜塩素酸イオン(OCl‾)より約 80 倍高いといわれている。したがって、次亜塩素酸水は、次亜塩素酸の存在比率が高いため、次亜塩素酸ナトリウムよりも高い殺菌活性を示す。
引用元:厚生労働省公式サイト次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性 (mhlw.go.jp)
できあがった濃度ppmも確認しましたが、液体タイプなら80倍の125ppm前後、錠剤(顆粒)タイプなら120~160ppmと濃すぎず、薄すぎず効果が発揮できる範囲でした。
薬効を裏付ける試験成績 ・一般細菌に対する殺菌作用
ミルトン 80 倍希釈液を用いて殺菌効果を検討した結果、以下の細菌を5分以内に死滅させた。
大腸菌(E.coli)、腸管出血性大腸菌(E.coli O157)、腸炎菌(Sa.Enteritidis)、チフス菌(Sa.Typhi)、赤痢菌(Sh.dysenteriae)、肺炎桿菌(K.pneumoniae)、P.vulgaris、セラチア菌(Se.marcescens)、緑膿菌 (Ps.aeruginosa)、腸炎ビブリオ(V.parahaemolyticus)、レジオネラ菌(L.pneumophila)、Ca.jejuni、 H.pylori、黄色ブドウ球菌(S.aureus)、化膿レンサ球菌(St.pyogenes)、肺炎球菌(St.pneumoniae)、 ジフテリア菌(C.diphtheriae)、セレウス菌 (B.cereus)、Cl.perfringens。
また、枯草菌(B.subtilis)を10分以内に死滅させた。
引用元:ミルトン{第2類医薬品} インタビューフォーム(PDF)から抜粋
各メーカーが出している消毒剤の成分と効果をまとめてみました。もっと詳しく知りたい方はコチラ☟
哺乳瓶の消毒・除菌剤\ミルトン・ミルクポン・チュチュつけるだけ/成分と効果が知りたい!
哺乳瓶消毒液の安全性について
消毒剤の効果は十分に分かったけど、成分はキッチンハイターと同じ塩素系の薬剤。
赤ちゃんが使用する物に使って大丈夫?ということで、安全面についても少しお話しておきます。
哺乳瓶用消毒剤とハイターの違い
よく言われるのが『哺乳瓶の消毒剤はキッチンハイターと同じ成分なので危険』。
同じ塩素系の薬剤ということで、これら2つを混合してしまっている人が多いです。
哺乳瓶の消毒剤は、一番有名なミルトンを例に挙げてみていきましょう。
ハイターの方が6倍ぐらい哺乳瓶用消毒剤ミルトンに比べて原液濃度が高く、かなり危険な薬剤になってます。
下記一覧表でミルトンとキッチンハイターを比較してみましょう。
次亜塩素酸 ナトリウム濃度 |
成分 | ph値 | |
ハイター原液 | 6w/v% (60000ppm) |
強アルカリ性 | 13.2 |
ミルトン原液 | 1.1w/v% (11000ppm) |
弱〜中アルカリ性 | 11.3 |
ミルトン80倍希釈液 (哺乳瓶消毒用) |
0.0125w/v% (125ppm) |
弱アルカリ性 | 9.3 |
ハイター原液はph13.2で強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム溶液になってます。
対してミルトン原液はph11.3で弱〜中アルカリ性の溶液となってます。さらに哺乳瓶消毒用の希釈液だとph9.3で完全に弱アルカリ性領域となり、ハイターとは比較にならないぐらい安全であることが分かります。
哺乳瓶の消毒液は素手で触っても安全なの?
哺乳瓶の消毒液は素手で触らず、トングを使うことをおすすめいたします。
特にアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム液が、手についたままだと手荒れの原因になりますので注意が必要!
ミルトンを例に挙げてみていきましょう、液体と錠剤タイプに分けて説明しますね。
ミルトン液体
液体タイプの主成分は、アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムになります。
成分 | ph領域 | ph値 | |
原液11000ppm | 次亜塩素酸ナトリウム | 弱〜中アルカリ性 | 11.3 |
液体500ppm希釈 (手指・皮ふ消毒用) |
次亜塩素酸ナトリウム | 弱アルカリ性 | 10.1 |
液体125ppm希釈 (哺乳瓶消毒用) |
次亜塩素酸ナトリウム | 弱アルカリ性 | 9.3 |
原液はphが弱~中のアルカリ性なので、素手で触ると肌にダメージを受けますので止めた方がいいです。
でも原液を20倍以下(500ppm以下)に希釈したものなら、流水ですぐに洗い流すことを条件に手で触ってもOKです。これはメーカーも公認。
洗い流すことを忘れると、特に肌が弱い方は手荒れの原因になります。なのでトングの使用をおすすめ!
ミルトン錠剤
次に錠剤タイプで主成分ジクロルイソシアヌル酸は水に溶けて、次亜塩素酸水(次亜塩素酸溶液)になります。
成分 | ph領域 | ph値 | |
錠剤120〜140ppm希釈 (哺乳瓶除菌用) |
次亜塩素酸水 (次亜塩素酸溶液) |
微酸性 | 6.3 |
この次亜塩素酸水は微酸性ですので、手で触っても問題はないです!それは人の肌も弱酸性に保たれているからになります。
注)薬機法的に手指の消毒に使用するのはNGで、メーカーとしても禁止してます
ただこの次亜塩素酸水、手肌には優しいのですが・・塩素独特の嫌な臭いがしますので、手につかないようにしたいです💦
前章の液体タイプもそうなのですが、臭いの面からもトングを使うことをおすすめいたします。
哺乳瓶についた消毒液はすすがないで使っても大丈夫?
哺乳瓶の消毒液に浸けたあと、哺乳瓶は一度流水で洗い流した方がいいです。
- 水滴として残留塩素が哺乳瓶に多く付着している
- 塩素の臭いがきつい
残留塩素が多く残っていると赤ちゃんの体に良くないですし、塩素の臭いがきついとミルクを飲まなくなる恐れがあります。
例えばこんな実験をやってみました。
ミルトン消毒液に浸けたあと、そのまま洗っていない哺乳瓶と、一度水道水ですすいだ哺乳瓶の残留塩素量を比較。
80mlの塩素0の純水を哺乳瓶に入れて、残留塩素がどれぐらいか測定してみました。
結果は一度水ですすいだ方は残留塩素がほぼ0に!また塩素の臭いもある程度取れてます。
洗っていない哺乳瓶 | 一度すすいだ哺乳瓶 | |
残留塩素量 | 0.66mg/L | ほぼ0mg/L |
ちなみに国の健康に影響しない基準塩素量は1mg/L以下になります。
これは成人を基準にした数値なので、抵抗力が成人の半分以下といわれる赤ちゃんだと、もっと低い数値になってくるかと思います。
なので洗っていない哺乳瓶は残留塩素が0.66mg/Lであるので、そこそこ高い危険な数値と言えます。
残留塩素って何?
哺乳瓶の消毒剤を赤ちゃんが誤って飲んでしまう危険性がないか?
哺乳瓶の消毒剤を赤ちゃんが誤って口にしないように、私たち親がしっかりと管理する必要があります。
特に原液や錠剤の場合危険が伴います。
メーカーによってはチャイルドプルーフ(childproof)機能※1.が付いている商品もありますので、不安な方はこういった物を選びましょう。※1.チャイルドプルーフとは、子供が扱えない安全な仕組み。
ちなみにミルトンはチャイルドプルーフ機構となってます。
液体タイプなら、容器のボトルキャップを強い力で押しながら回さないと開封できない。
これ大人でも開けるのが結構キツイ💦
錠剤タイプなら手で包み紙が切れない仕組み。ハサミを使用するしかないです。
大人の力でも切れない!!
メーカーでもミルクポンは、このチャイルドプルーフ機能がついていないです。
チュチュつけるだけは錠剤タイプがついているとのことでしたが、包み紙が手で切れてしまい機能してませんでした。
こればかりは赤ちゃんの手が届かないところに保管しておくしかないです。
ぶっちゃけ哺乳瓶の消毒・除菌に使用する低濃度の希釈液なら、摂取しても問題なかったという試験結果が出てますが、それでも絶対赤ちゃんに飲ませてはダメです!
もし消毒液を誤って飲んでしまった場合は、ミルクと卵そして水をすぐに摂取するようにしましょう。
そうすることで体内で塩素成分と混ざり合うことで、無害の塩に変わります。ここまで処置してからお医者さんに診てもらうのが最善です。
哺乳瓶の消毒液が目に入ってしまった場合・・どうしたら?
哺乳瓶消毒剤の液体タイプは、主成分がアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムになります。
これは目に入ると、角膜を損傷してしまう恐れがありますので絶対に入れてはダメです。
もし目に入ってしまった場合は、すぐに15分以上流水で洗い流しましょう。そしてお医者さんに診てもらって下さい。
対処しないでほっておくと失明する恐れがありますのでかなり危険です。
参考までに目の洗浄方法を記載しておきます。
<洗眼の際のご注意>※目薬や洗眼液では充分に洗浄できません。流水で静かに洗い流してください。※まぶたや顔にも製品の液や粉などが付着している場合は、目を洗う前に洗い流しておきましょう。※すぐに洗眼することが大切なので、コンタクトレンズは無理にはずさず、そのままでまず静かに洗浄しましょう。その後、すぐはずせるならば、はずしてもう一度洗眼してください。むずかしい場合は無理をせず、すぐに眼科医の診察を受けてください。
各メーカー商品ごとに安全性についてまとめてみました。まだ不安な方はコチラ☟
- 気になるミルトンの安全性を徹底解説♪むしろミルトンを使わない方が赤ちゃんにリスク!
- 【ミルクポンの安全性は大丈夫?】殺菌・除菌力は最強でも…赤ちゃんとママが心配(汗
- 哺乳瓶の除菌剤\チュチュつけるだけ/って安全なの?塩素系の薬剤なので心配(汗
哺乳瓶の消毒剤は危険って言われるけど・・使わない方がむしろ危険と言われる理由☟
哺乳瓶消毒液の作り方について
哺乳瓶消毒液の作り方について解説していきます。
作り方自体は簡単。さらに液体より錠剤(顆粒)タイプの方が超簡単!
それではミルトンを例に挙げて、実際に作ってみましょう。
液体タイプの哺乳瓶消毒液の作り方
【液体タイプのメリット】
- 自由な濃度で作れる※2.
- 錠剤のように溶かすのに時間がかからない
※2.液体タイプでも、一定の濃度しか作れない製品もありますので購入する際は確認しましょう。
【液体タイプのデメリット】
- 原液投入時にこぼれたり、飛散して目に入る危険性
- 原液を量るのが面倒
濃度1.1w/v%のミルトン原液を80倍に希釈した、哺乳瓶消毒液4000mlの作り方を例に挙げてみていきましょう。
【必要な薬剤と用具の準備】
- ミルトン消毒液(今回1000mlタイプ)
- ミルトン専用容器
- ピジョンのはさみ
【消毒液の作り方】
❶ミルトンの容器に3950mlの水を投入
哺乳瓶を3~4本まとめて浸けるなら、これぐらいの水量は必要。
欲しい消毒液量を入力すると、必要な薬剤原液と水量がすぐ分かる☟
ミルトン液体と錠剤タイプの濃度と希釈【計算式にて一瞬で算出♪】
❷ボトルキャップ25ml/杯を2杯投入 ※消毒液を2000ml作るのに25mlの原液が必要
ボトルキャップ内側の25ml線まで、飛び散らないようにゆっくり原液を注ぎます。
ミルトンのボトルは注ぎ口が細い管状になっているので、こぼさずに上手く入れることが出来ます。
もしくはミルトン容器蓋にも、計量カップがついてますのでこれを利用してもイイです。25mlと50ml両方が付属してます。
❸ピジョンのはさみで軽くかき混ぜる
液体濃度が均一になるようにします。
❹ハイ出来上がり!
出来上がった希釈液の濃度を測定してみると132ppmで、狙い125ppm(80倍希釈)と近い値となりましたヽ(^o^)丿
錠剤・顆粒タイプの哺乳瓶除菌液の作り方
【錠剤・顆粒タイプのメリット】
- 錠剤を投入するだけなので簡単
- 錠剤なので液が飛散したり、こぼれない
【錠剤・顆粒タイプのデメリット】
- 錠剤が溶けるのに時間がかかる
- 哺乳瓶除菌用で120〜140ppmの濃度一択しか作れない
4000ml除菌液の作り方
【準備する薬剤と用具】
- ミルトン錠剤(今回60錠入)
- はさみ(錠剤包み紙切る用)
- ミルトン専用容器
- ピジョンのはさみ
【除菌液の作り方】
❶ミルトンの容器に4000mlの水を投入
❷錠剤を2錠水の中に投入 ※2000mlあたり1錠が必要(-“-)
錠剤の包み紙は、子供が手で開けることが出来ないような仕様になってます。ハサミを使いましょう。
そして投入後1分50秒で錠剤がある程度溶けます。(溶ける時間はメーカーの商品によって異なる)
❸ピジョンのはさみでしっかりかき混ぜる
❹ハイ出来上がり!液体タイプよりさらに楽ちん♪
塩素チェッカーで濃度確認をしたところ、169ppmの除菌液が出来上がってました。
狙いが120〜140ppmに対して少し高い濃度になってます。低いより少し高いぐらいの方がしっかり除菌できますので全然OK!
哺乳瓶の消毒液はいつまで作り置きができるの?
作った希釈液はいつまで使用できるのか?また何回使用してもいいのか?こういった質問がよくあります。
これに対しては24時間以内なら何回でも使用可能です。
ただ消毒・除菌液は自然に分解されていくので、徐々に効果が失われていきます。哺乳瓶についた汚れが酷いともっと早く濃度が低下してしまいます💦
なので24時間以上経過したものを使用するのはやめましょう。あと液に浸ける前に、哺乳瓶の汚れをしっかり落としておくことも重要です。
時間の経過、あるいは汚れによってどれだけ濃度が下がるのか?こちらを参考にみてください。
ミルトン消毒・除菌液は何時間作り置きができるの?出費を抑えたい( ‘﹃ ‘ )
各メーカーの消毒・除菌液の作り方についてまとめてみました。
- ミルトン消毒・除菌液の作り方を教えて!熱消毒よりずっと簡単で楽ちん!
- 【超簡単!】ミルクポン消毒・除菌液の作り方を徹底解説【初心者歓迎♪】
- 【使う前に絶対見て欲しい!】チュチュつけるだけ除菌液の正しい作り方について
哺乳瓶消毒液の使い方について
作り方が分かったところで、次は消毒液の使い方になります。ハッキリ言いまして煮沸やレンジ消毒よりも安全で楽ちん!
それでは早速、消毒液に浸ける前の洗浄から最後の乾燥まで丁寧に解説していきます。
哺乳瓶消毒前の洗浄
まず消毒液に浸ける前に、哺乳瓶についた汚れ(ミルク成分)をしっかり落としてあげる必要があります。
消毒液に浸けたからといって、汚れが落ちるワケではありません。その残ったミルクのカスに雑菌が湧いてしまうことになっちゃいます。
また汚れがついたままだと、消毒液自体の濃度(ppm)低下につながりますのでしっかり殺菌が出来なくなります。
こういった乳首や本体底に、ミルクのカスが溜まりやすいので入念にブラシで洗いましょう。
哺乳瓶の消毒液に浸けて良い物 or 悪い物は?
消毒液に浸けるのは哺乳瓶だけではなく、ベビー用品全般が対象になってきます。
例えばおもちゃ、食器、ストローマグなどなど・・ここで重要なのは消毒する製品の素材は必ず確認しておきましょう。
- プラスチック(PP、PE材)
- ガラス類
- ゴム系(シリコーン)
- 樹脂系(水添型スチレン+ブタジエン共重合樹脂)
- ステンレスなど金属類
- 木製類
消毒液(塩素)に浸けるとステンレスは錆が発生するのと、木製品は腐ってしまうので注意が必要。
こんな場合もあるので気を付けて!
ステンレス部品が入っていると、蓋の部分だけが消毒液に浸けられないとか普通にあります。
製品付属の取説を見ればしっかり書いてありますので見逃さないようにすべし。
錠剤・顆粒タイプの哺乳瓶消毒剤の使い方
まずは錠剤・顆粒タイプの哺乳瓶消毒剤の使い方を説明していきましょう。
使い方は簡単で、先程の『哺乳瓶消毒液の作り方』で作った消毒・除菌液に浸けていきます。
1.除菌したい哺乳瓶やおしゃぶりを入れる
2.製品が浮いてこないように落とし蓋をする
3.ゴミが入らないように容器に蓋をして、1時間以上浸け込んで完成
使い方はもちろんのこと、特に錠剤は水に投入するだけで除菌液が作れて超便利です。哺乳瓶の除菌だけに使うなら、この錠剤・顆粒タイプがおすすめ!
液体タイプの哺乳瓶消毒剤の使い方
次は液体タイプの哺乳瓶消毒剤の使い方になります。
手順ですが先程の錠剤タイプと全く同じになります。
- 消毒液にベビー用品を入れる
- 落とし蓋をする
- 容器の蓋をして、1時間待つ
哺乳瓶消毒後の乾かし方
消毒液につけたあとは、1度水ですすいでからしっかり乾かしましょう。
そうしないとせっかく消毒・除菌した哺乳瓶に雑菌がわいてしまいます。
乾かし方ですが、下記のような専用スタンドに哺乳瓶を干すような感じです。
下に落ちた水分を回収して捨てられるようになっています。しかもバラして洗える優れもの。
こういったスタンドを含めた、消毒に絶対必要な用具はコチラ☟
筆者が実際に1年半使用していた商品で、間違いないものばかり。
哺乳瓶消毒剤の使用期限について
哺乳瓶消毒剤にも使用期限があります。期限を超えて使用してしまうと、十分な殺菌・除菌効果が得られなくなりますので注意!
各主要メーカー製品の使用期限一覧表
製品名 | 製品タイプ | 使用期限 |
ミルトン | 液体 | 3年 |
錠剤 | 4年 | |
ミルクポン | 液体 | 2年 |
顆粒 | 3年 | |
つけるだけ | 液体 | 3年(濃縮タイプは2年) |
錠剤 | 3年 |
各メーカーの使用期限は液体で2~3年、錠剤(顆粒)で3~4年なので余裕で使い切れるぐらい長いですね。
使用期限は液体タイプならボトルの側面や底に、錠剤(顆粒)タイプなら箱の裏側や側面に記載されておりますのでしっかり確認しましょう。
特に個人売買のヤフオクやメルカリで購入される場合は、使用期限は必ず確認してください。
ミルクポンの顆粒タイプだけは製造した年月で記載されておりますので、ここから2年とか3年後が使用期限になります。
しかもこのミルクポン顆粒タイプの製造年月、訳の分からないアルファベットと数字で記載されてます。
ここで意味を説明しておきましょう。
Dと書かれている文字は年で下記表のようになってます。ちなみにDなら2020年
C | D | E | F | ~ |
2019 | 2020 | 2021 | 2022 | ~ |
Eと書かれている文字は月で、AからLまで下記表のように決まってます。Eは5月
A | B | C | D | E | F | ~ | J | K | L |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | ~ | 10月 | 11月 | 12月 |
哺乳瓶の消毒時間について ~消毒液につけっぱなしだとマズイの?~
哺乳瓶の消毒液につけるのは1時間がベストです。
それには短すぎても、長すぎてもダメな3つ理由があります。
- 最低1時間は浸けないと倒せない菌がいる
- 浸け過ぎると薬剤成分により哺乳瓶がベタつく
- 乳首(シリコン材)を長時間浸けると変色しやすい
しかし1時間がベストとはいっても・・
寝る前にまとめて浸けて、朝取り出すみたいなパターンの人も多いはずです。
でもこういった場合でも安心して下さい!1晩だと時間的には7〜8時間ぐらいになりますが、それぐらいならつけっぱなしにしても大丈夫です。
確かに乳首は白っぽく変色しやすくなりますが、見た目だけなのでそんなに気にする必要はないかと・・
ミルトン、ミルクポン、つけるだけ各メーカーに確認しましたが、24時間以内ならつけっぱなしでも安全上問題無いとのこと
これはゴムが白っぽく変色してしまうからで、特に気にならない方は1時間以上浸けても良いみたいです。
あと気になるベタつきですが、
哺乳瓶を消毒液に8時間浸けてベタつきを確認しましたが、ミルトンとミルクポンのベタつきが少なかったです。対してチュチュつけるだけはベタつき感がありました。
小麦粉の上を転がしてみると、チュチュつけるだけの商品に小麦粉が多く付着しているのが分かります。
使い方やその使う上での注意事項を、各メーカーごとに詳しくまとめてみました。もっと詳しく知りたい方はぜひコチラから☟
- \ミルトンの使い方!/消毒前の洗浄~乾燥完了までガッツリ教えます♪
- 【間違うと大変なことに!】ピジョンミルクポンの正しい使い方を徹底解説
- 【赤ちゃんを感染症から守る!】チュチュつけるだけタブレット&液体製品の正しい使い方
旅行(出先)で哺乳瓶の消毒をするなら
旅行先(外泊時)での哺乳瓶の消毒にお悩みの方が多いかと思います。
それは
- 荷物になるので家で使う大きな用具は持っていきたくない
- 折角の旅行なので消毒作業に時間を取られたくない
こういったことが本音かと・・
- チャック付ポリ袋240×340mm
- 固体タイプの消毒剤2~3個
- 哺乳瓶本体ボトル用ブラシ
- 哺乳瓶乳首用ブラシ
- 500ml空ペットボトル ※現地調達でOK
- 食器洗い用洗剤
使い方は超簡単です。
持って行ったチャック付ポリ袋に、500mlペットボトル4本分の水を計2000ml入れます。そこに薬剤(今回はミルクポンS顆粒タイプ)を1包を投入する。
160mlの哺乳瓶なら3本同時に浸けられますので、一気に作業が片付きますね。
哺乳瓶の消毒が終わったら、またそのポリ袋に消毒用具を入れて持ち帰る。
以上になります。もっと詳しく知りたい方はコチラ☟
【出先での外泊時に便利!】旅行先で超簡単に哺乳瓶を消毒する方法♪
哺乳瓶の消毒はいつまでやったらいいの?
哺乳瓶の消毒は生後1年6ヵ月するのがベストです。余裕をもった安全なラインがここになります。
理由としてあげられるのが、赤ちゃんが産まれて6ヵ月~1歳ぐらいまで免疫力が一番低下するからです。
『じゃーちょっきり1歳まででいいやん』と言いたいところですが・・
- ママからもらった免疫が完全に切れるタイミング
- 赤ちゃんが自分で作る免疫の強さが増える傾向
上記2点は赤ちゃんによって若干違いますので、その個人差を考えると余裕をもった1歳6ヵ月ぐらいが妥当と考えます。
赤ちゃん出生前後からの免疫力の変化を表すグラフ。成人の免疫力が100%になります。
用引元)岡山の医療健康ガイドMEDICA
こどもが自分で作る免疫と、母親からのもらっている免疫の合計が一番低いのは生後6ヵ月になってます。
1歳を超えたぐらいでそこそこの免疫力がついてきている感じです。
成人とほぼ同等レベルぐらいの免疫力がつくには、6〜7歳ぐらいにならないとダメなのでまだまだ遠いですね。
もっと詳しく知りたい方はコチラ☟
【できれば早く卒業したい!】ミルトンの消毒液はいつまで使用すればいいの?
ミルトンを例に挙げて徹底解説してますのでぜひ(‘ω’)ノ
哺乳瓶を消毒する頻度は?使用後は毎回した方がいいの?
哺乳瓶の消毒頻度ですが、使用する度に毎回やるのか?1日1回でいいのか?色々な意見があるかと思います。
結論からいいますと使用する度に毎回やった方がイイです。少し手間ですがこれが間違いなく安全なやり方。
それは哺乳瓶に付着したミルク成分をしっかりと落とせていない場合、そこに雑菌が湧いてしまうからです。
菌はミルクに含まれるたんぱく質や脂質が大好物で、そこから増殖してしまいます。これを赤ちゃんが口にすると、食中毒や感染症の原因に💦
下記写真は赤ちゃんが直接口で咥える哺乳瓶の乳首の部分になります。洗浄後汚れが残っているのが分かります。
前章で説明いたしましたが大人と違って抵抗力の低い赤ちゃんは、体調を崩しやすいので十分な注意が必要ですね。
毎回消毒が必要な理由がもっと分かる☟
哺乳瓶使用後は毎回の頻度で消毒した方がイイの?赤ちゃんにとってベストな方法を教えて
哺乳瓶の消毒液(剤)の価格について
哺乳瓶に使う消毒・除菌剤は
- どのメーカー
- どの製品
- どのサイト(販売店)
で買うのが安いのか?
結論からいいますと
製品は『pigeonのミルクポンS除菌料60本入』で、購入するお店(サイト)はamazon primeが一番お得。
下記比較一覧表からミルクポンS60本入顆粒タイプが一番安いです。月にするとたった870円しかかかりません。
ミルトン×ミルクポン×チュチュつけるだけ 全製品価格一覧表
製品種類 | 製品価格 | 何日分 | 日当たり使用料 | 月当たり使用料 | |
錠剤 | ミルトンCP 36錠入 |
1320円 | 18日 | 73円/日 | 2190円/月 |
ミルトンCP 60錠入 |
2090円 | 30日 | 70円/日 | 2100円/月 | |
ミルクポンS 20本入 |
591円 | 20日 | 30円/日 | 900円/月 | |
ミルクポンS 60本入 |
1711円 | 60日 | 29円/日 | 870円/月 | |
つけるだけ 24錠入 |
858円 | 12日 | 72円/日 | 2160円/月 | |
つけるだけ 72錠入 |
1813円 | 36日 | 50円/日 | 1500円/月 | |
液体 | ミルトン消毒液450ml | 1100円 | 9日 | 122円/日 | 3660円/月 |
ミルトン消毒液1000ml | 1650円 | 20日 | 83円/日 | 2490円/月 | |
ミルトン消毒液3000ml | 4400円 | 60日 | 73円/日 | 2190円/月 | |
ミルクポン消毒液1050ml | 898円 | 21日 | 43円/日 | 1290円/月 | |
哺乳びん除菌料1050ml | 880円 | 21日 | 42円/日 | 1260円/月 | |
つけるだけ濃縮400ml | 877円 | 23日 | 36円/日 | 1080円/月 | |
つけるだけ 1100ml |
1210円 | 22日 | 55円/日 | 1650円/月 | |
つけるだけ 3000ml |
3000円 | 80日 | 38円/日 | 1140円/月 | |
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それでは次にミルクポンS除菌料60本入を、どこの店(サイト)で買えば安いのかをみていきましょう。
pigeonの公式オンラインショップに、下記大手通販サイトを加えて比較していきます。
- amazon
- Yahoo
- 楽天市場
誰でも全国どこにいても購入できますし、品数も多いのでこれらを押さえていれば間違いがないかと思います。
『pigeon公式オンラインショップ』×『amazon』×『Yahoo』×『楽天』4サイトで価格を比較していきます。
税込価格+送料(保証有)の製品価格一覧表
【pigeon】 | 【amazon】 | 【yahoo】 | 【楽天】 | |
【ミルクポンS顆粒20本】 | 591円(+送料600円) | 644円(+送料410円)※3 | 609円(+送料418円) | 583円(+送料550円) |
【ミルクポンS顆粒60本】 | 1711円(+送料600円) | 1327円(+送料410円)※3 | 1365円(+送料418円) | 1686円(+送料490円) |
【ミルクポン消毒液1050】 | 取扱い無し | 701円(+送料418円) | 701円(+送料418円) | 701円(+送料418円) |
【哺乳びん除菌料1050】 | 880円(+送料600円) | 1300円(+送料0円) | 880円(+送料550円) | 764円(+送料660円) |
引用元)ミルクポンの価格について知りたい!値段が安くて・安心して買える店はどこなの?
結果はズバリamazonで、その中でもマーケットプレイスではなくamazon primeで購入するのがお得ですね。
注)amazon primeに対象商品が無い場合は4サイトで比較し、一番お安いのを選びましょう。
それは上記一覧表の※3.アンダーライン部がamazon primeですが、この送料410円が完全無料になるからです。
amazonプライム会員になる必要はありますが、絶対になって損はないと思います。
お急ぎ便、時間指定便も常時無料で使用することができます(*‘∀‘)
amazonは直販店の『amazon prime』と、『amazonマーケットプレイス』といって業者がamazonにお金を払って出品している店があります。
コスパ最強の消毒剤についてもっと詳しく知りたい方はコチラ☟
【コスパ最強を教えます!】哺乳瓶の消毒液(剤)はどの製品が良くて安いの?
子育てをしている方は必見!amazon prime会員がいかにお得かについても説明してますのでぜひ(*’▽’)
まとめ:哺乳瓶の消毒は薬剤がおすすめ
長くなりましたが哺乳瓶の消毒について徹底解説してきました。
消毒方法としては、ミルトン・ミルクポン・つけるだけなどの塩素系消毒剤が、赤ちゃんとママにとって安全であることが分かっていただけたかと思います。
1つは、煮沸やレンジ消毒で倒せない高温や乾燥に強い菌まで効果があります。なので赤ちゃんが食中毒や感染症にかかるのを防ぐことができます。
もう1つは、煮沸やレンジ消毒だと火傷をする可能性大なのでママやパパに優しくないです。消毒剤だと浸けるだけなのでそんな心配は一切なし。
気になる費用面につきましては、ミルクポンS除菌料60本入顆粒タイプを使用すれば870円/月で済みます。
もちろん毎日使用してこの費用なので、そこまで家計の負担にならないかと思います。
作り方や使い方も、この錠剤・顆粒タイプなら超簡単です。哺乳瓶やおもちゃなどベビー用品だけに使うなら絶対コレがおすすめ!
ということで赤ちゃんの免疫がそこそこついてくるまで、1年以上と長い期間消毒が必要となりますが根気よくお互い頑張っていきましょう(‘ω’)ノ