この記事は『坂道での走行が得意なベビーカーが知りたい!』っていう方にオススメの内容となってます。
こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当のチャン太郎(旦那)です。
今回は坂道に強いベビーカーを、チャン子(嫁)から『とっとと探してこい!』とのことで色々調査していきました。
結論からバチッといいますと
- 下り坂はブレーキ付のベビーカーがベストです。➔オススメはエアバギー
- 登り坂は4輪のダブルタイヤのベビーカーがベストです。➔オススメはアップリカ
チャン太郎のアパートがそうなのですが斜面の住宅街に建っており、坂と共存しているライフスタイルになってます。
デザインや価格面ばかりに目が行きがちですが、こういった自分の使用環境を購入する際の材料として挙げておくことも非常に大切。
でないと最悪買い直しみたいなコトになっちゃうかもしれません。
ってなわけでそうならないよーにしっかり下調べしてから購入しましょう。
記事の概要
- 下り坂を安全に走行できるのはブレーキ付きベビーカー
- 登り坂を楽に押せるベビーカーはどれ?
- まとめ
こんな感じの流れでいきます(‘ω’)ノ
この記事を読めば坂道に適しているベビーカーが何か?バッチリ分かりますよ!
※ちなみにこの記事での実験はチャン太郎が独自で実施しているものになります。測定方法・測定精度については保証しかねますので、参考程度にお願いしますね。
それでは本文を説明していきまーす
下り坂を安全に走行できるのはブレーキ付きベビーカー
急な下り坂を安全に走行するには、ブレーキ付きのベビーカーをオススメいたします。
下り坂でベビーカーを押していると、スピードが上がってきて思わず『危ない!スピードを落としたい』っていう時があります。
その時手元にあるブレーキを握ることで、自由自在に走行スピードを調整することができます。もちろんブレーキを強く握れば『ピタッ』っと停止します。
ブレーキ付ベビーカーだと、MADE IN JAPANのエアバギーがめちゃくちゃ人気です。
見た目がオシャレ、走行性が良い、そしてこのブレーキ機能が付いているので人気が出るのも分かりますヽ(^o^)丿
エアバギーで『COCO BRAKE EX』というモデルを例に挙げて見ていきましょう。
ちょーオシャレじゃないですか~。作りは全体的にガッチリしている感じがします。
こんなのを街中で押してたら羨望の眼差しで見られること間違いないです。
さて、さて肝心のブレーキの構造はどうなっているのか?なんですけども・・
手元ハンドルの前のレバーを握るだけで、ブレーキホースを通じて後輪のタイヤ2つを停止させることができます。
レスポンスも良くて、握ったらすぐに止まる感じです。しっかりキュッと停止します。
坂道だけではなくて通常の路面走行時も役に立ちますよ。例えば急に自転車が横切ってきた時、レバーを握るとキュッとすぐに停止しますので衝突を回避できます。
登り坂を楽に押せるベビーカーはどれ?
次に登り坂を楽に押せるベビーカーはどれだ?ということで、下記3種類の一般的によく使用されているタイプで比較していきました。
- エアバギー『COCO BRAKE EX』の3輪エアタイヤ
- ピジョン『ランフィRA09』の4輪シングルタイヤ
- アップリカ『エアリアラクーナ』の4輪タブルタイヤ
結論からいいますと、アップリカの4輪ダブルタイヤが一番坂道を楽に押すことができました。
それはなぜか?実際に実験してみましたーヽ(^o^)丿
【実験内容】
14.1度の傾斜がついた斜面で実験していきます。※斜面の角度はデジタル角度計で測定
この14.1度の斜面、写真では緩やかに見えますが実際かなり急になってます。
この坂(斜面)を10kgの米を載せたベビーカーを押して登ります。
その際の押し荷重を測定して、どのベビーカーが一番軽く押すことができるのか調査していきます(‘ω’)ノ
それでは結果どうなったのか??
☟各ベビーカー順番にみていきましょう。
3輪エアタイヤ『エアバギーCOCO BRAKE EX』
3輪エアタイヤのベビーカーは、4.2~5.3kgもの押す力が必要でした。
この力で斜面をずっと押し続ける必要がありますので、正直キツイ・ツライです(;´Д`)
- 3輪のエアバギーは大きなエアタイヤ、太い丈夫なフレームが使用されていますので本体重量が9.5kgとちょー重たい。
- 3つしかタイヤがなく、タイヤと路面の接地による抵抗が少ないので斜面を転がり易い。
- タイヤ径が20㎝以上もあるので斜面を転がり易い。
4輪シングルタイヤ『Pigeon ランフィRA09』
次はピジョンの4輪シングルタイヤで押してみました。
押す力は3.3~4.1kgでした。少し重いですがまだ我慢できるレベルです。
押す力が少し重くなった原因は、タイヤ径が16.5~18㎝と大きいのが一番影響しているのかなと思います。
タイヤ径が大きいと転がり易い分、強めの力で押し返してあげないとダメだからです。
4輪ダブルタイヤ『Aprica エアリアラクーナ』
最後にアップリカの4輪ダブルタイヤを押してみました。
押す力がなんと2.6~3.8kgと軽かったです。
それは3つが考えられます。
- 本体の重量が5.4kgと軽い。
- タイヤ径が14㎝と小さいので、斜面で転がりにくい。
- タイヤが8個もついているので、タイヤと斜面の接地面での抵抗が大きく転がってきにくい。
まとめ・考察
まず結果をまとめますとこんな感じになります。
本体重量・タイヤ径・タイヤ個数・結果(押す力)を一覧表にしてみました。
本体重量 | タイヤの大きさ(直径) | タイヤ数 | 結果:押す力 | |
エアバギー(3輪エアタイヤ) | 9.5kg | 20㎝ | 3個 | 4.2~5.3kg |
ピジョン(4輪シングルタイヤ) | 5.3kg | 16.5~18㎝ | 4個 | 3.3~4.1kg |
アップリカ(4輪ダブルタイヤ) | 5.4kg | 14㎝ | 8個 | 2.6~3.8kg |
登り坂を押す力が軽くなる条件
- 本体重量が軽い
- タイヤ径が小さい
- タイヤ数が多い
見事に上記条件を全て満たしていた、アップリカの4輪ダブルタイヤが登り坂を押すのに一番楽ちんでした。
数値だけでなく、実際押してみた感覚でも明らかに一番軽かったです。
まとめ:坂道に向いているベビーカーはコレしかない!
それでは記事全体まとめていきましょう。
✅まず下り坂で安全にストレスなく走行できるのは、ブレーキ付のベビーカーになります。
急な坂道でも手元のブレーキで、スピードを自在に変えられるので安全面、押し手に掛かる負荷もコントロールできます。
ブレーキ付のベビーカーといえば国内製の3輪エアタイヤのエアバギーがオススメです!
✅次に登り坂ですが一番軽い力で押すことができたのは、4輪ダブルタイヤのアップリカになります。
4輪ダブルタイヤのベビーカーは、登り坂の走行に向いている要素が盛り沢山であることが調査からも分かりましたね(^^ゞ
坂道の走行において、下り坂と登り坂それぞれ得意なベビーカーがあります。
自分があったらいいなと思う必要な機能を、優先して購入することをオススメします。
全部を満足させるベビーカーはハッキリいって無いです。あればそもそもそれしか売れなくなって、こんなに色んな種類のベビーカーが出てこないですよね(笑
今回はベビーカーの坂道走行について記事で紹介していきました。この記事がベビーカーを選ぶ際お役に立てれば幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございました<(_ _)>