こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当の旦那チャン太郎です🐶
今回は『ミルク作りにウォーターサーバーを使ってはダメ』という意見が少数ですがありまので・・この辺を明らかにしていきたいと思います。
ウォーターサーバーを使ってミルク作りを検討されている方に、ぜひ読んで頂きたい内容となってます。
まず結論からいいますとRO水のウォーターサーバーを使ってのミルク作りは、ダメな点(デメリット)を上回る大きなメリットがありますのでおすすめです。
温水と冷水が出せるウォーターサーバーは、早く簡単にミルクを作ることができることから利用を検討されている方が多いかと思います。
ただ導入あたりデメリットがないか?気になるところではないでしょうか😰・・メーカーは売りたいので当然メリットしか言いませんよね。
ということで1年半以上ミルク作りに使用した筆者の感想(メリット・デメリット)を、忖度なしでお伝えしていきます。
この記事を読めば、ウォーターサーバーを使うとミルク作りが楽になるのか?また赤ちゃんにとって品質的に安全なミルクが作れるのか?かかるコストは?・・などなどバッチリ分かりますよ。
それでは早速本文にいってみましょう
今回使用したウォーターサーバーはアクアクララの製品『アクアスリム』になります。超有名なブランドなので一度は聞いたことがある人が多いかと。
製品の大まかな仕様は下記になります。
ウォーターサーバーでのミルク作りでダメと言われている点は?
まずウォーターサーバーで一般的にダメと言われている点について洗い出してみましょう。Yahoo知恵袋やOKWAVEを中心に情報を集めてみました。
- コストがかかる
- 設置スペースを取る
- ボトル交換作業が大変
- 温水で子供が火傷をする
- メンテナンスが面倒
- 運転音が気になる
デメリットであがっていたのがほぼこの5点になります。順番に1つずつ解説していきますね。
コストがかかる
一番意見として多くあがっていたのがコスト面になります。赤ちゃんの月齢によって飲む量(500~1000ml/日)が変わりますが、アクアクララの『アクアスリム』でだいたい月当たり3,790~5,680円になります。
ウォーターサーバーでミルク作り コストの内訳 | ||
安心サポート料 | 電気代(実測) | 水代 |
1,100円/月 | 800円/月 | 1,890~3,780円/月 |
※安心サポート料は定期メンテナンス、故障や異常時の対応を全て無料でやってもらえるサービス。
他メーカーのウォーターサーバーをみても、そんなに大きくコストに差はないかと思います。
確かに電気ポットで水道水を沸かして作るよりコストはかかります。電気ポットで作った場合、電気代と水道代を合わせても月当たり610円なります。
電気ポットでミルク作り コストの内訳 | |
電気代(省エネでないタイプで実測) | 水道代(1L=0.24円) |
600円/月 | 10円/月 |
設置スペースをとる
ウォーターサーバーの設置スペースですが、アクアクララの『アクアスリム』を例に出すと横275mm×奥313mm×縦1,235mmになります。
他のメーカーのウォーターサーバーをみても、だいたいこれぐらいのサイズが多いです。
サイズ的にはパッと見は大きく感じますが、実際はそんなことないです。A4用紙と比較してみましたが1回り大きいぐらい。
あとメーカーやウォーターサーバーの製品によって違いますが、アクアスリムなら本体に敷くマット横380mm×奥460mmが付属品でついてきます。マットを使用するなら、余分にスペースを確保する必要があります。
ボトル交換作業が大変
水が無くなったらボトルを交換する作業があります。
アクアクララに限らず、ウォーターサーバーの標準的なサイズは12Lになります。つまり重さが12kgあるということになります。
この12kgはどれぐらいかと言いますと、2歳児女の子の平均体重ぐらいになります。
なのでちょっと重たいですがママさんでも持てる重さになります。
もっと軽い7L(7kg)のミニボトルもメーカーによって取り扱っていますが、割高で交換頻度が増えますのでおすすめできません。
ちなみに12L(12kg)のボトルだと、ボトルを交換するのは月2~3回でいいです。
小さな子供が触って火傷をする
ウォーターサーバーの温水を勝手に子供が出して火傷をしてしまう恐れがあります。
でも安心して下さい!ほとんどのメーカーはチャイルドロックが標準装備となっていますので、小さい子供では温水が出せない機構となっています。
これはアクラクララ『アクアスリム』のチャイルドロックになりますが、まず横スイッチを押しながら、縦方向のスイッチを押さなくはいけませんので、まず小さな子供が温水を出すことはできません。押すのに結構な力もいります💦
ウォーターサーバー導入時、うちの娘が興味を示して水の出口付近を触ってますが・・結局水を出せずにイラついてます(笑)
もう1歳半にもなると高い位置に水のスイッチが付いているぐらいでは、踏み台を使って押すぐらいの知恵がありますので油断できません(汗
メーカーの製品によっては、温水だけにしかチャイルドロックがついていない仕様がありますので注意して下さい。冷水もつけておかないと床が水浸しになります。
メンテナンスが面倒
ウォーターサーバーは清掃が大変なのでは?と言う質問が多いです。
でも実際は簡単でそんなに大変ではありませんのでご心配なく。
それでは日常清掃するポイントを、アクアクララの『アクアスリム』を例にあげて説明していきます。どのウォーターサーバーも基本的には同じ作業です。
ウォーターガードとその周辺部分
ボトル交換時、ウォーターガードとその周辺部の清掃が必要になってきます。
水が本体に入っていく通路になりますので、除菌用ウェットティッシュを使って綺麗にしておきましょう。(市販のアルコール系衛生剤をふきんに浸み込まして拭いてもOK)
温水と冷水の蛇口とその周辺部分
温水と冷水の蛇口とその周辺は、除菌用ウェットティッシュを使って綺麗になるように拭いておく必要があります。(市販のアルコール系衛生剤をふきんに浸み込まして拭いてもOK)
最終的な水の出口なので、このポイントは特に丁寧に拭いておきましょう✨
水受け皿
水受け皿に溜まった水や汚れは、水道水で洗い流す必要があります。
受け皿はまるごと取り外すことができますので清掃しやすいです。汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を使って食器を洗うような感じでやりましょう。
本体外面部分
本体外面部についた汚れは、濡らしたふきんで綺麗に拭き取りましょう。
汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を少しふくませて拭くと比較的落ちやすいです。
本体背面と電源コンセント部分
本体背面部やコンセントについたホコリは、掃除機を使って綺麗に取り除きましょう。
部屋にホコリが舞うとダメなので、時折確認しておいた方がいいです。
運転音が気になる
ウォーターサーバーの運転音はうるさくないのか?という質問が意外と多いです。
でも安心して下さい、ウォーターサーバーの運転音は比較的静かです。
試しにアクアクララ『アクアスリム』の運転音を騒音計を使って測定してみました。
気になる結果は33.3(dB)の数値になりました。下記騒音基準一覧表より、かなり静かなことが分かります。
【騒音(dB)の基準値一覧表】
引用元)日本騒音調査ソーチョー
試しに家のエアコンの騒音を比較対象に測定してみました。
結果ですが36(dB)で、ウォーターサーバーの運転音より高い騒音値となりました。
ウォーターサーバーを使ったミルク作りでのメリットは?
次にウォーターサーバーを使ったミルク作りのメリットになります。
- 有害物質が含まれていない水で安全
- 温水と冷水で簡単に作れる
- ミルク作りが1分と時短できる
上記により安全に簡単に早くミルク作りができますので、順番に詳しく解説していきますね。
有害物質が入っていない安全な水でミルク作りができる
RO水のウォーターサーバーは、有害物質が限りなく0に近く赤ちゃんのミルク作りに最適です。
水分子しか通さない小さな穴の開いた逆浸透膜(RO膜)により、下記有害物質のほぼ全てを取り除くことができます。
水銀は水俣病、カドミウムはイタイイタイ病と原因となった物質です。水道水にはこういった物質が少なからず含まれています。
あと水道水は残留塩素と発ガン性のあるトリハロメタンが含まれてますので、10分以上沸騰させてこれらを抜く必要があります。
天然水のウォーターサーバーは残留塩素やトリハロメタンはほぼ0なのですが、水銀やカドミウムなど小さな有害物質は除去されていません。
RO水と天然水について詳しく知りたい方はコチラ☟
【調乳に使うのはRO水or天然水?】赤ちゃんの粉ミルクを作るのに安全な水を徹底追求♪
温水と冷水を使って超簡単にミルク作りができる
ウォーターサーバーは温水と冷水両方の水が出ますので、簡単にミルク作りができます。
温水は80~90度(平均85度)、冷水は4~10度(平均7度)ぐらいの製品が多いです。これらを混ぜ合わせてミルクを作っていきます。
方法としましては、まず温水で粉ミルクを溶かして、次に冷水を投入し作ったミルクを一気に冷やします。詳細の手順は下記になります。
実際にアクアクララの『アクアスリム』を使ってミルク作りをしてみました。
ミルク作りが1分かからないので時短できる
ウォーターサーバーならミルクが1分もあれば作れます。
温水で粉ミルクを溶かして、そこに冷水を投入するだけなので超早く作れる!
早いだけでなく、RO水なら品質的にも安全でしかも簡単なので最強の方法だと思います(^^♪
ウォーターサーバーでの簡単ミルクの作り方はコチラ☟
【超最速で調乳♪】ウォーターサーバーを使った粉ミルクの作り方はコレ!
まとめ:0~1歳のミルク作りにはRO水のウォーターサーバーがおすすめ
『ウォーターサーバーでのミルク作りはダメ』と言われるなぜか?・・今回は徹底調査してきました。
調査した結果、確かにウォーターサーバーでミルク作りをするのにデメリットはありますが、それを上回るメリットの方が大きいです。
あげられるデメリットとしては下記になります。※ウォーターサーバーはアクアクララの『アクアスリム』を使用
- コストがかかる➔3,790~5,680円
- 設置スペースを取る➔A用紙より1回り大きいサイズ
- ボトル交換作業が大変➔標準サイズで12kgと少し重い
- 温水で子供が火傷をする➔チャイルドロックで操作できない
- メンテナンスが面倒➔簡単日常メンテと無料のメーカー定期メンテ
- 運転音が気になる➔33dBでエアコンより静か
やはりこの中で気になるのはコストになります。でも赤ちゃんの授乳頻度が多い1年ぐらい使えればいいので、これぐらいは払ってもバチは当たらないかと。
RO水のウォーターサーバーを使えば安全で簡単に、しかも1分以内でミルク作りができますのでおすすめですね。特に授乳頻度が多い0~1歳は必須かもしれません。
ということで私達夫婦のミルク作りの経験をもとに解説してきました。これから子育てをするママさんやパパさんのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>